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SEのリモートワーク コロナでネットワークパンクして思ったこと

的の真ん中に刺さる赤いダーツの矢

こんにちは!
複数の億規模プロジェクトで
PLやってるやまさんです!

日本でも緊急事態宣言が出た
新型コロナウイルス…

比較的リモートワークが進んでいた
IT業界でも働き方を変える必要があった
企業は多かったみたいです。

ウチの職場でも強制リモートワークが
入ったり、いろいろありました^^;

やまさん

一斉にリモートワークをスタートして会社のネットワークがパンク。開発が止まったりもしました。

ボクの会社は大手と呼ばれるSIerですが、
コロナの大きく影響を受けました。

結局なんとかしたんですけどね(笑)


今回はボクが勤める会社でおこった
コロナで一斉にリモートワークして
ネットワークパンクした話と
それであらためて思った
SEに必要な考え方の話をしたいと思います。

IT分野でも非IT分野でも
役立つ考え方
なので
ぜひ読んでみてくださいね!

もともとリモートワークは推進されてたけど反対多数

たくさんの人が参加するデモ

ウチの会社は大手Sierということもあって
コロナ前から会社として
テレワークが推奨されていました。

ダイバーシティとか、働き方の多様性とか
いろいろあるみたいですが、
推奨されていました。

Aくん

てきとーだな

と、言いつつも、コロナ前までは
Web会議ツールもまったく使ってない
ような状況でしたが…

実は、やまさん、コロナ前から

LINEのグループ通話で打合せしたら
いいのでは?

そう提案してみたことがあります。

恥ずかしながら、コロナ前までは
Zoomの存在も
知らなかったんですけどね…^^;

やまさん

意思疎通取れればいいんでしょ?

そんな思いで言っていました。

で、提案した結果なんですが、
コロナ前ということもあり、

Nさん

打合せは対面でやらないといけない!


という謎のおじさん勢力に
押し切られボツにされています。

会社全体ではリモートワークは
推進されていたものの、
実際の職場では
”リモート勤務=休み”の扱い…

ひとたびリモートワークをすれば、

Bさん

アイツさぼりか…

そんな空気が流れていました。

そんな雰囲気なので、
”リモワ=悪”という感じで
反対する人が多い状況だったのです。

そんな職場の雰囲気だったのですが、
”緊急事態宣言”で状況は
いっきに変化します。

強制リモートワーク 会社のネットワークがパンクして開発ストップ

野原にある止まれと書かれた赤い看板

2020年 4月 7日…

”緊急事態宣言”が日本全体に
発出されました。

ウチの会社も出社前提の働き方から
一部を除いて
強制リモートワークの指示が出ます。

出社禁止です。

会社的にも打合せはZoomの利用を
公式推奨する施策を打ち出しました。

もともとリモートワークの仕組み自体は
存在していたので、
みんなその仕組みを使って
リモートワークを開始します。

で、いざリモートワークを開始してみると

Cさん

あれ?会社のネットワークにつながらない…

ネットワークがパンクしました

Zoomどころか会社のネットワーク環境に
接続できなかったのです。

いざつながっても、ファイルサーバにある
Excel(80KBぐらい)を開くのにも
数分かかります。

さらに相談という名の苦情が
殺到した管理職は

上司

スマホの電話で使って進められる業務は進めるように!

Aくん

いやいや、担当者は通話料自腹…

ちなみに管理職は会社からスマホが
配給されるので通話代タダ
^^;

結局、会社がネットワーク増強して
安定するまでこの状況は続くことに…

社内の情シス部門が頑張ってくれて
会社のネットワークには1週間程度で
つながるようになり
作業できるようになりました。

やまさん

情シスの人ありがとう!

ですが、会社が推進する
Zoom会議がまともにできるようになるには
2カ月以上かかりました…

打合せができない?? 強制リモートワークで行った問題解決

紙に書かれた受け入れ禁止の文字

緊急事態宣言が出て1週間…

会社のネットワークに接続でき
まともな速度で
動くようになった頃です。

開発現場はめちゃくちゃ
あせっていました。

Cさん

(対面の)打合せができない…

ボクが所属する部署は
今まで対面の打合せしかしてこなかった
(超レガシーな)部署。

かなり問題になりました。

アウトプットのレビューは
どうやればいいのか。

各メンバーで作業方針をつめたいが
どうすれば打合せをできるのか。

ちなみに管理職から出た方針は

偉い人

品質を落とさないようにみんな工夫して作業するように

Cさん

工夫って具体的にどうすればいいんだよ…

まあ、〇投げってやつですね^^;

働き方改革が流行ったときも
正直なところ丸〇げでしたが、
コロナではレベルが違います。

働き方改革では
(対面の)打合せを少なくして
効率化しよう!
程度でしたが、
コロナでは強制的にできなくなりました。

やまさん

事前準備なしに突然禁止されたってことですね。

会社から出ている”打合せはZoom推奨”も
この時点ではネットワークが
細すぎて使えません。

ほんとどうしようか…

と、まあいろいろ切迫した感じで
紹介させていただきましたが、
実はやまさんはそこまで深刻に
考えていませんでした。

やまさん

設計書とか作るためにコミュニケーションできる状態にすればいいんでしょ?

やまさん?

本気でやればできるでしょ!

そこからはいろいろやりました。

  • グループチャットの開設(廃れていたteamsの使用をルール化)
  • 打合せしたい場合は自宅のネットワークを使ってZoomするように周知(会社のネットワークでなければ使える)
  • チームリーダは配下のメンバーが問題を抱え込んでいないか1日1回以上、”リダーから”確認することをルール化(若手向けの施策)
  • ↑を資料にして自分のプロジェクトメンバーへ展開(後輩くんに手伝ってもらった)

簡単に言うと、
コミュニケーション手段を考えて
ルール化し、プロジェクトメンバーへ
具体的なやり方といっしょに
展開したってことです。

結果、ボトルネックになっていた
問題が解決したので、
プロジェクトがまわりだしてくれました。

あらためて感じた問題解決で大切な考え方:逆算思考

新しいスキルと書かれた期の看板

ウチの超レガシー部署では
コロナ前まで

おじさん

打合せがあるから完全リモートにはできない。

そう言われていました。

でも、実際は”できないこと”では
ありません
でした。

緊急事態宣言で
プロジェクトが止まりかけた結果、
ボクがやったことは

  • チャットできるようにして
  • Zoomのやり方をまとめ
  • 具体的な管理ルールを追加し
  • 資料にして展開した

これだけです。

結果だけみれば、Zoomやチャットなど
ありもののツールを
使っただけにみえるかもしれません。

ただ、覚えておいてほしいのは

  1. ゴール(目的)を決めて、
  2. どういう状態になったらいいか考え
  3. 対策を打つ

という流れです。

これを逆算思考といいます。

ゴールを設定しそこから逆算して
作業を行っていく思考法
ですね。

これを意識的に行うのが
問題解決のポイントです。

今回は非IT分野の問題解決でしたが、
デバッグなどのIT分野でも
ゴールを設定しそこから逆算して
作業を行っていく
①~③の流れ
同じ
です。

かなり応用がきき、SEにとって
重要な考え方なので
ぜひ身につけることを
おすすめします。

まとめ:”逆算思考”はSEに必要なのは問題解決能力

朝焼けの雲海をみる青い服を着た男性

この記事ではIT、非IT両方に役立つ
問題解決の考え方(逆算思考)を
紹介しました。

超重要なのでもう一度
紹介しておきますね。

逆算思考の流れ
  1. ゴール(目的)を決めて
  2. どういう状態になったらいいか考え
  3. 対策を打つ

ぜひぜひ考え方を身について
実践してみてください!

実は今回の話には後日談があります。

コロナがとりあえず落ち着いた頃…

ボクはリモートワーク推進係という
なぞの部隊(もちろんPL業務と兼務)に
配置されてしま…

いえ、配置されました。

メンバー6人もいるんですが、

やまさん?

メンバー全員新人さん…だと…?

しかもふわっとしていて
開始前から炎上プロジェクトの
においがプンプンするやつです^^;

そのことについて以下の記事で
まとめてみたので、
ぜひ読んでみてくださいね!

炎を消す消防士3人

それでは!

最後に(おまけ)

プロフィール記事やまさん_アイキャッチ

 

ボクは新人の頃、部署内でも有名なポンコツエンジニアでした^^;

 

プログラミングなど、ITに関するスキルが壊滅的だったのです。

 

ですが、今となっては社内で最短昇格を達成し、ボーナスも6回連続最高評価を達成しました。

 

 

こう言うと、なかなかの怪しさですよね(苦笑)

ということで、やまさんのエンジニア人生をプロフィールとしてまとめてみました。

 

ITスキル壊滅だったボクがどうやってエンジニアとしての活路を見つけたのか、気になる人は見てみてくださいね^^

>>やまさんの詳しいプロフィールを見てみる

 

プロフィールを読んでもらえれば察してもらえると思いますが、ボクはITスキル平凡な凡人SE。

めちゃくちゃプログラミングができるなど、特別なITスキルは持っていないです。

 

そのためか、昔は

  • エンジニアになったはいいものの、IT技術に関して興味を持てない…
  • 平凡なITスキルしかもってないのにエンジニアとしてやっていけるのだろうか…
  • IT技術を身につけていくだけでエンジニアとして食べていけるのかな…
  • 移り変わりの早いITの世界で永遠とIT技術の勉強を続けられる自信が…

 

このような悩みを抱えていました。

 

おかげさまで、プロフィールに書いたあるきっかけから↑のような悩みは解決してます。

 

 

ですが、実はバリバリのエンジニアの方でも「ITの勉強しない→エンジニア失格」という空気感にしんどさを感じてる人は多いみたいなんですよ…

 

というのも、「勉強しない→エンジニア失格」の空気感について、こちらの記事でまとめてみたところ、かなり人気なんですよね。

 

このブログの中でも人気の記事なので、気になった方は一度見てみてください^^

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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