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SEは資格取っておいた方がいい? 現場で出会ったデキるSEの共通点

はてなマークを指さすビジネスマン

こんにちは。やまさんです!

やまさんはSEになって5年以上たちます。

5年以上もSEとして開発現場で
働いていると
多くの優秀な先輩SEに出会いました。

SEとして仕事ができるようになるには資格を取っておいた方がいいのかな…

やまさんも昔はそんな疑問を
持っていました。

今回はやまさんが開発現場で出会った
優秀なSEの方々の共通点について話を
していきたいと思います。

今後のスキルアップやキャリアの方針に
役立てばうれしいです^^

仕事がデキるSEになりたい
(そして給料もたくさんほしい)と
思っている場合はぜひ読んでみてください

現場で出会った優秀なSEに資格は関係なかった件について

紙ごみがあふれている黄色白のゴミ箱

結論から言うと、やまさんが開発現場で
”この人優秀だなー”と思ったSEと
資格の有無はあまり関係ありませんでした。

この人めちゃくちゃ優秀だなー、
って思った人が
普通免許の資格しか持ってなかったり。

逆に、PMPの資格を持っているけど
ちょっとイマイチだったり・・・

本当にいろいろでした。

なので、優秀なSEであることと
資格の有無は関係ない
です。

というか、優秀なSEは
基本的に仕事を山ほど抱えていて、
格闘ゲームのコンボのように
どんどん仕事が寄ってくるため、
資格の勉強する時間が基本的にないです。

でも、昇進に必要な資格とか
自分が取りたいと思って狙った資格は
取得している印象です。。。

優秀なSEは仕事がたくさん寄ってくる
SEである!

まあ事実だと思うんですが、
これを結論にしちゃうとさすがに
釈然としないので、
もっとちゃんと考えてみようと思います ←

現場で出会った優秀なSEたちの特徴

ネクタイを調整する優秀賞なスーツの男性

システムエンジニア 兼 ITコンサルタント Nさん

NさんはベテランSEで
物静かな人なのです。

お話するといい意味で
緊張感があるというか、
「ヘタなことは言えないな」
という気持ちになるSEでした。

Nさんとのレビューで出る指摘は
論理的で納得性があり
グウの音も出ない感じです。

Nさんは徹底した論理思考をされる方です。

Nさん
お客さんの業務フローを考えると、
A作業→B作業→C作業って流れると思うんだけど、C作業に対する機能はいらないんだっけ??
それでお客さんの業務まわるの??

お客さんの業務を要素に分解したうえで
出てくる論理的な指摘の数々。

いつもやまさんは
”なるほど!!”
となってました。

プロジェクトマネージャー Sさん

SさんはPMPやMBAホルダーなど、
多くの資格も持っている優秀な方です。

プロジェクトの方向性を考えるのがうまく
ビジネススキル的な能力だけでなく
人望も厚い方です。

Sさんは仮設思考とエッセンシャル思考
いつもやまさんを導いてくれていました。

Sさん
それってこうやったらできるんじゃない?
ちょっとだけ試しにやってみて、方向性を確かめてみようよ。
Sさん
その作業やってシステムの品質あがるんだっけ?上がらないならやらなくてもいいんじゃない?

できる、できない判断がつきにくいものは
仮設を立てて実行、検証し
仮設を精度が高いものへと
ブラシュアップしていきます。

さらに、重要な作業はやる、それ以外の
重要でない作業はやならい

徹底している方でした。

気質というか価値観もやまさんと似ていて
尊敬でき、かつとても仕事がしやすい方でした。

ITコンサルタント Iさん

Iさんは人を巻き込む力がとても強く、
問題解決を決してあきらめない方です。

やまさんが
”あ、これオワタ”
と思った問題でも
自分で調べたり人に聞いたりして
解決まで導きます。

そんなIさんは逆算思考で物事を考える人でした。

Iさん
最終的にお客さんの目標はこれだから、こういうふうにシステムを使うはず。
だから、価格交渉で落とされる可能性のあるその機能よりもこっちの機能を先に検討した方がいいよ。

目指すべきゴールを設定し、
それを達成するために
優先順位の高いものから
どんどん作業を進めていくため、
作業スピードが爆速になります。

そのスピードについていくのは
かなり大変でしたが、
とてもよい刺激でした。

デキるSEの4つの思考法

ペンと白いメモ用紙

やまさんが現場で出会った優秀なSEの例を
紹介しました。

例の中ででてきた思考法をまとめてみますね。

4つの思考法

・仮説思考
仮説を立てて実行、分析を繰り返しブラシュアップしていく思考法

・論理思考
問題を構成要素に分解し、各要素を関連付けしつつ分析する思考法

・逆算思考
ゴールを設定し、そこから逆算して優先順位の高い作業からおこなう思考法

・エッセンシャル思考
重要なことだけに集中して作業を行っていく思考

お気づきの通り、4つの思考法は
AI、クラウド、プログラミングといった
ITスキルとは関係ないスキルです。

やまさんが出会った
仕事がデキるSEの共通点は
4つの思考法を駆使し

問題を解決していく能力を持っていること
でした。

優秀なSEの共通点はビジネススキル

男性がうつった右肩上がりのグラフの画像

結論ですが、優秀なSEに資格の有無は
関係ありません。

開発現場は問題解決の連続です。

大きい小さいはありますが、
毎日びっくりするほど
問題ばかりおこります。

それを解決していくのが
プロジェクトと言えるでしょう。

システム開発なので問題解決には
ITスキルも必要となる場面は多いですが、
並程度のITスキルを習得していれば
十分です。

資格もないよりはあった方が
いいかもしれませんが、
プロジェクトは問題解決の連続です

重要なのは4つの思考法を
使いこなして問題を解決していくことです。
資格はあまり関係ありません。

資格はある特定の能力を
一定レベルで持っているという証明は
してくれますが、
問題解決はしてくれませんからね・・・

それよりも土台となるビジネススキルが大切。

今回紹介した思考法に代表される
ビジネススキルは問題解決のための
基礎能力です。

このビジネススキルを持ったうえで
ITスキルや資格で得た知識を活用できれば
理想的な状態ですが、両方できる人は
ほとんどいません。

ビジネススキルを持っているだけで
優秀と言われるのが今のIT業界
なのです。

思考法の身につけ方

本を読んで考える男性

最後に今回紹介した思考法の身につけ方を
紹介します。

もう本当に一言なんですが、
とにかく実際の開発現場で
使ってみてください。

もう一度言いますね。

プロジェクトの問題解決の基礎力である
”仮設思考”、”論理思考”、
”逆算思考”、”エッセンシャル思考”を

習得するには開発現場で
使ってみてください。

最初は自信がないかもしれません。

そういうときは自分の頭の中で考えて
メモファイルに考えたことを
書き出すだけでもOKです。

とにかく使ってみて思考法を
自分のものにしてください!

そうすることで、あなたのビジネススキル、
つまりは問題解決能力が飛躍的にアップし
仕事がデキる優秀なSEになることができます。

まとめ

優秀なSEと資格に関係性はあまりなく、
資格よりもビジネススキルを習得して
問題解決能力を高めることが大切
という話をしました。

このブログでは情報革命時代にSEとして
生き抜き、年収UPの必須スキルに関する
情報発信を行っていきます。

ぜひほかの記事も読んでみてくださいね!

それでは!

最後に(おまけ)

プロフィール記事やまさん_アイキャッチ

 

ボクは新人の頃、部署内でも有名なポンコツエンジニアでした^^;

 

プログラミングなど、ITに関するスキルが壊滅的だったのです。

 

ですが、今となっては社内で最短昇格を達成し、ボーナスも6回連続最高評価を達成しました。

 

 

こう言うと、なかなかの怪しさですよね(苦笑)

ということで、やまさんのエンジニア人生をプロフィールとしてまとめてみました。

 

ITスキル壊滅だったボクがどうやってエンジニアとしての活路を見つけたのか、気になる人は見てみてくださいね^^

>>やまさんの詳しいプロフィールを見てみる

 

プロフィールを読んでもらえれば察してもらえると思いますが、ボクはITスキル平凡な凡人SE。

めちゃくちゃプログラミングができるなど、特別なITスキルは持っていないです。

 

そのためか、昔は

  • エンジニアになったはいいものの、IT技術に関して興味を持てない…
  • 平凡なITスキルしかもってないのにエンジニアとしてやっていけるのだろうか…
  • IT技術を身につけていくだけでエンジニアとして食べていけるのかな…
  • 移り変わりの早いITの世界で永遠とIT技術の勉強を続けられる自信が…

 

このような悩みを抱えていました。

 

おかげさまで、プロフィールに書いたあるきっかけから↑のような悩みは解決してます。

 

 

ですが、実はバリバリのエンジニアの方でも「ITの勉強しない→エンジニア失格」という空気感にしんどさを感じてる人は多いみたいなんですよ…

 

というのも、「勉強しない→エンジニア失格」の空気感について、こちらの記事でまとめてみたところ、かなり人気なんですよね。

 

このブログの中でも人気の記事なので、気になった方は一度見てみてください^^

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!