こんにちは!
複数の億規模プロジェクトで
PLやってるやまさんです!
やまさんのところには
よくこんな相談がきます。
![](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/09/face_smile_woman_-min.jpg)
企画部さんが考えている
提案内容の相談ですね。
相談しに来てくれる提案内容で
お客さんが発注してくれると
プロジェクト化されます。
で、そのままPLになるのが
やまさんの仕事のパターン^^;
他にも要件定義や設計の段階で、
どんな機能にすればいいかの相談も
結構ありますね。
この状態になると、会社の中で
デキるSEとして認識されます。
デキルSEになると、いろんな人から
頼られたりしてやりがいを感じたり
充実感が出てうれしくなったり…
ぶっちゃけ給料が上がったりします(笑)
なんで、やまさんがこういう相談を
してもらえるかというと、
お客さん(ユーザ)の業務フローを
知っているからです。
IT技術の知識があるからではありません。
この記事では開発現場でデキるSEとして
認められるための方法として
”お客さんの業務フロー知識を身につける”
という手法を紹介します。
そもそもITスキルだけで攻めるのはジリ貧
![泣いている赤ちゃん](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/08/crying_ダウンロード-min-1.jpg)
正直なところ、
ITスキルだけを武器にデキるSEを目指すのは
かなり難しいです。
Twitterやインターネットの世界を
見ていると分かりますが、
技術力の高いSEの方は
ワンサカいますよね^^;
外の世界でなくても、同じ会社の中で
![](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/09/necchusyou_face_boy2-min.jpg)
そんな方いらっしゃるのでは
ないでしょうか。
まあ、数十年前はあったんですけどね^^;
でも、今は令和です。
プログミラングができるだけで
神扱いされる時代は終わりました…
ITスキルだけで戦っていくには
かなり突出した能力が必要です。
試験勉強で例えると、特定の教科で
満点近い点数を出すレベルの難易度。
ITスキルだけを武器に戦っていくのは
かなり難しいと言えるでしょう。
提案ができるSEは需要が高い
![青い文字が書かれたパズル](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/09/solve-2636254_1920-1-min-3.jpg)
開発現場でSEに求められる能力は
何なんでしょうか。
結論を言うと、
開発現場でSEに求められるのは
問題解決の能力です。
SEはコミュニケーション力が大切と
言われるのもこれが理由です。
正直なところ、設計書通りに
プログラミングしたり、テストしたり
といったことができるエンジニアさんは
たくさんいるんですよね^^;
つまり、そこまで需要が高くない…
でも、
- こうしたらいいんじゃないですか?
- こういう方法でやれば解決できると思います。
こんな提案ができるSEは
需要が高いです。
![](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/10/10.normal_yamasan.jpg)
ユーザーにとって、
言った通りにシステムを作ってくれる会社
つまり、SEはたくさんいます。
でも、ユーザー自身の問題点を把握して
解決策を提案してくれるSEは
少ないんです。
ユーザーは問題解決策の提案を求めている
![光が差し込むビルの中で手を広げる男性](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/10/razvan-chisu-Ua-agENjmI4-unsplash-1.jpg)
システムはそもそも何かの目標を
達成するためのツールです。
ツールそのものに価値はありません。
例えば、会計ソフト。
確定申告の書類を書くために
情報を整理したり
書類を出してくれるやつですね。
この会計ソフトですが、
フリーランスなどをやってる人は
とても重宝するでしょう。
会計の複雑な計算も会計ソフトを
使うとお手軽にできちゃうからです。
一方、副業やアルバイトをやっていない
専業主婦の方ににとって
この会計ソフトは役に立つでしょうか。
![](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/10/60.nayami_yamasan.jpg)
専業主婦の方は確定申告の書類を
作る必要がないので、
会計ソフトはまったくの無価値です。
これはシステム開発でも同じ。
残念ながら、
ユーザーの問題を解決しない
システムや機能は価値がないんですよね…
ユーザーにとって価値ある
システムや機能を作るのに
業務フローの知識はとても役に立ちます。
業務フローの知識はユーザーの問題解決につながる
![検討、計画、行動の図](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/09/idea-1855598_1920-1-min.jpg)
ユーザーの問題を解決するには
ユーザーがどんなことをしているのか
知っている必要があります。
料理のことを全く知らない人が
料理をする人の悩みを解決するのは
さすがにムリですよね^^;
システムは何らかの問題を
解決するための解決手段。
ユーザーの業務を知り、
どこに問題があるのか把握して
把握した問題に対しシステムや機能を
提示していく必要があります。
なので、業務フローを知っていると、
![](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/10/10.normal_yamasan.jpg)
こんな説明ができます。
提案や要件定義、設計では
コミュニケーション力が
重要視されがちですが、
この業務フローに関する
知識がないとうことは
ユーザーと会話するのに
情報が足りていない状態。
ユーザーに問題解決策を提案するには
コミュニケーション力と
業務フローの知識は両方必要
ってことですね^^
まとめ
![問題と解決策の赤い看板](https://yama0120.com/wp-content/uploads/2020/09/problem-98377_1920-min.jpg)
この記事ではこんな話をしました。
- 問題を把握して解決策を提案できるSEは需要が高い(そもそもできる人が数が少ない)
- ユーザーに解決策を提案するには業務フローを知って問題点を把握する必要がある
実は今回説明した
問題解決の能力はITスキルの高さと
関係ありません。
問題解決能力の高いとどうなるのか
主に年収面で考えたことを
以下の記事でまとめているので
ぜひ読んでみてくださいね!
それでは!