こんにちは!
複数の億規模プロジェクトで
PLやってるやまさんです!
やまさんのところには
よくこんな相談がきます。
企画部さんが考えている
提案内容の相談ですね。
相談しに来てくれる提案内容で
お客さんが発注してくれると
プロジェクト化されます。
で、そのままPLになるのが
やまさんの仕事のパターン^^;
他にも要件定義や設計の段階で、
どんな機能にすればいいかの相談も
結構ありますね。
この状態になると、会社の中で
デキるSEとして認識されます。
デキルSEになると、いろんな人から
頼られたりしてやりがいを感じたり
充実感が出てうれしくなったり…
ぶっちゃけ給料が上がったりします(笑)
なんで、やまさんがこういう相談を
してもらえるかというと、
お客さん(ユーザ)の業務フローを
知っているからです。
IT技術の知識があるからではありません。
この記事では開発現場でデキるSEとして
認められるための方法として
”お客さんの業務フロー知識を身につける”
という手法を紹介します。
そもそもITスキルだけで攻めるのはジリ貧
正直なところ、
ITスキルだけを武器にデキるSEを目指すのは
かなり難しいです。
Twitterやインターネットの世界を
見ていると分かりますが、
技術力の高いSEの方は
ワンサカいますよね^^;
外の世界でなくても、同じ会社の中で
そんな方いらっしゃるのでは
ないでしょうか。
まあ、数十年前はあったんですけどね^^;
でも、今は令和です。
プログミラングができるだけで
神扱いされる時代は終わりました…
ITスキルだけで戦っていくには
かなり突出した能力が必要です。
試験勉強で例えると、特定の教科で
満点近い点数を出すレベルの難易度。
ITスキルだけを武器に戦っていくのは
かなり難しいと言えるでしょう。
提案ができるSEは需要が高い
開発現場でSEに求められる能力は
何なんでしょうか。
結論を言うと、
開発現場でSEに求められるのは
問題解決の能力です。
SEはコミュニケーション力が大切と
言われるのもこれが理由です。
正直なところ、設計書通りに
プログラミングしたり、テストしたり
といったことができるエンジニアさんは
たくさんいるんですよね^^;
つまり、そこまで需要が高くない…
でも、
- こうしたらいいんじゃないですか?
- こういう方法でやれば解決できると思います。
こんな提案ができるSEは
需要が高いです。
ユーザーにとって、
言った通りにシステムを作ってくれる会社
つまり、SEはたくさんいます。
でも、ユーザー自身の問題点を把握して
解決策を提案してくれるSEは
少ないんです。
ユーザーは問題解決策の提案を求めている
システムはそもそも何かの目標を
達成するためのツールです。
ツールそのものに価値はありません。
例えば、会計ソフト。
確定申告の書類を書くために
情報を整理したり
書類を出してくれるやつですね。
この会計ソフトですが、
フリーランスなどをやってる人は
とても重宝するでしょう。
会計の複雑な計算も会計ソフトを
使うとお手軽にできちゃうからです。
一方、副業やアルバイトをやっていない
専業主婦の方ににとって
この会計ソフトは役に立つでしょうか。
専業主婦の方は確定申告の書類を
作る必要がないので、
会計ソフトはまったくの無価値です。
これはシステム開発でも同じ。
残念ながら、
ユーザーの問題を解決しない
システムや機能は価値がないんですよね…
ユーザーにとって価値ある
システムや機能を作るのに
業務フローの知識はとても役に立ちます。
業務フローの知識はユーザーの問題解決につながる
ユーザーの問題を解決するには
ユーザーがどんなことをしているのか
知っている必要があります。
料理のことを全く知らない人が
料理をする人の悩みを解決するのは
さすがにムリですよね^^;
システムは何らかの問題を
解決するための解決手段。
ユーザーの業務を知り、
どこに問題があるのか把握して
把握した問題に対しシステムや機能を
提示していく必要があります。
なので、業務フローを知っていると、
こんな説明ができます。
提案や要件定義、設計では
コミュニケーション力が
重要視されがちですが、
この業務フローに関する
知識がないとうことは
ユーザーと会話するのに
情報が足りていない状態。
ユーザーに問題解決策を提案するには
コミュニケーション力と
業務フローの知識は両方必要
ってことですね^^
まとめ
この記事ではこんな話をしました。
- 問題を把握して解決策を提案できるSEは需要が高い(そもそもできる人が数が少ない)
- ユーザーに解決策を提案するには業務フローを知って問題点を把握する必要がある
実は今回説明した
問題解決の能力はITスキルの高さと
関係ありません。
問題解決能力の高いとどうなるのか
主に年収面で考えたことを
以下の記事でまとめているので
ぜひ読んでみてくださいね!
それでは!