こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
スキルアップしたいけど、お金もないし、日頃の仕事も忙しい…何かいい方法はないかな…
そんなことってありますよね^^;
自分自身が資本であるエンジニアにとってスキルアップは生命線だと言ってもいいでしょう。
ただ、資格を取ったりするスキルアップにはお金や時間がかかります…
でも、実はお金をかけなくても、時間がなくてもできるスキルアップの方法があるんですよね。
ズバリその方法は、と言うと…
マネすることです。
ただ、正直なところ、単純にマネをすればいいってことでもありません。
この”マネをする”にもコツがあるんですよね^^
”マネる”というスキルアップ方法を身につければ、ITスキルだけはなく、コミュニケーション能力などの非ITスキル(ビジネススキル)もアップさせることができます。
この記事ではお金をかけずに誰でもできる”マネをする”というスキルアップ方法を紹介したいと思います。
どうやってマネしたらスキルアップにつなげることができるのか、そのコツも合わせて紹介しますよ!
ぜひこの記事を読んで実践してみてください!!
Contents
マネしてスキルアップのメリット
マネするって、パクってるみたいでなんかよくない気がするんだけ…
実際、商標登録されてる商品など、マネしてはいけないものが存在するのは事実です。
でも、技術やスキルはそうでもありません。
そもそも、”マネする”というのは「学ぶ」がナマった言葉だと言われています。
また、こんな言葉を現場で聞いたことありませんか?
- 見て覚えろ
- 後輩、部下は上司、先輩の背中を見て育つ
- 守破離(”守”は師匠の教えや型をを忠実に守るという意味)
これらはマネするのとてもいいよ、という文化の名残ですね。
世間的にもスキル、行動、考え方をマネするというのは”学ぶ”という位置づけでホメられます。
気にせずどんどんマネしていきましょう
そして気になる”マネをする”のメリットについてです。
マネをするメリットはたくさんありますが、大きく次のようなメリットがあります。
- 成功確率が高い
- 「自分で考える」という時間をカットできるので早く結果が出る
- 自分では考えつかなったやり方を実践できる
そもそもですが、マネをするとき、優秀な人、デキる人をマネします。
結果を出している人のマネをしているのでいい結果が出る可能性が高いのは当たり前と言えるんですよね。
このように”マネをする”というのはいいことがたくさんあるので、ぜひ取り入れていくことをおすすめします^^
”マネをする”のコツ 最初はカタチから!!”点→線の知識”への進化を目指す
”マネをする”のコツですが、とにかく最初は”形から入る”のをやまさんはおすすめします。
止めはしないのですが…
最初、特に知識がないところから考え方や原因まで把握してマネするのは難しいんですよね。
ボクの周りのベテランSEは”点の知識が線になる瞬間”があると言います。
ですが、そもそも”点の知識”が少なすぎると、”線の知識”になりません。
つなげる点が少ないので、線にならないんですよね…
線にするために”点の知識”を大量にインプットしていきましょう。
なので、最初はカタチから。
アウトプットをマネしていくのがおすすめです。
点の知識を線の知識にするのはそれからでも遅くはないでしょう。
では次からマネをしてスキルアップするための方法を説明していきますね!
マネしてスキルアップ初級:アウトプットをマネる
ITスキル編:ソースコードをマネする
ちょっとだけボクの話をすると…
ボクは今、PLですが、若手のころはプログラマーでした。
そしてすごいポンコツ…
先輩達からしてみると、いわゆる地雷ってやつですね^^;
ボクのポンコツっぷりは別の記事で詳しく紹介していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください^^
と、まあ結果だけ言ってしまうと、あまりにもポンコツすぎて周りの先輩やベテランSEさんから仕事で相手にされなくなります…
ただ、仕事はふってくるのでこなさなければなりません。
そこでボクはネットにあるソースや先輩書いたソースコードそのものを徹底的にマネしました。
ここだけの話、同じ結果になるんだけど、なんでこっちのソースコードなのかとか分からずパクっていたこともあります(←オイ)
特に先輩が過去に書いたソースコードをマネるのはめちゃくちゃ効果がありますよ!
というのも、過去のレビューでOKが出ているコードなので、次のレビューでもOKのでる確率が高いんですよね(笑)
本当は考え方とかを理解した方がいいんですが、もうちょっと先でもいいとボクは思います。
初級時点ではとにかく形を覚えるのを優先っていうことですね。
また、”マネをする”はトラブルやバグ発生時の解析にも有効なんですよね^^
トラブルが少し落ち着いた段階で調査手順を教えてもらって調査方法をマネするのです。
あんな難しいのどうやって調べたんですか?!
ボクの場合は、そんな具合に目をキラキラさせながらベテランSEに言って、「仕方ねーなー」とか言われながら教えてもらってました(笑)
ここでも、初級時点では形をマネするところから入るのがおすすめ。
なぜその調査方法、その順番で調べたのかなどは上級、つまり手順そのものを習得してからでもいいでしょう。
ただでさえ、未習得のスキルを吸収しようとして、いっぱい、いっぱいなのに考え方まで学ぼうとすると、頭がパンクして覚えられない危険性があるからです^^;
1つ1つ習得していくのがいいでしょう。
ビジネススキル編:資料やコミュニケーションもカタチをマネする
開発を行っていく上で作る資料もマネすることでスキルップできます。
つまり、分かりやすい資料を作れるようになったり、短時間に作成できたりするってことですね。
優秀な先輩やデキる同僚の資料を見せてもらってマネしてしまいしょう。
例えば、トラブル時の報告書。
ボクが書くトラブル時の報告書は基本的にこんな章構成になってます。
- 発生日時と事象内容
- 事象原因
- トラブルによる影響範囲
- 暫定対処
- 恒久対処 / 再発防止
これは過去のトラブル報告書を10個ぐらい見て章立てをフォーマット化しました。
ネタバラすると、この章構成、実はこんな感じになってます。
- 発生日時と事象内容
→問題設定 - 事象原因
→問題分析① - トラブルによる影響範囲
→問題分析② - 暫定対処
→対策① - 恒久対処 / 再発防止
→対策②
問題設定→分析→対策の順になっていて読む側の頭に入ってきやすい構成にしています。
また、ボクは今、PLとして働いていますが、PLとして作成する資料もマネから入りました。。
例えば、PLの大切な仕事の1つとしてプロジェクトの方針を考え、メンバーへ伝達する仕事があります。
この方針説明ですが、PLになり立ての頃のボクは何を説明すればいいか、正直なところイマイチ分かってなかったんですよね^^;
そこで先輩PLのマネしました。
例えば、内部資料ならパワポで作らなくてもOK(ExcelでもWordでもOK)という点や、資料の章構成ですね。
ちなみにボクが作る方針資料は5W1Hを考慮したこんな章構成になっています。
- プロジェクトの目的
→Why - 開発内容
→What - システム構成概要
→How - チーム分け(分担)
→WhoとWhere - スケジュール
→When - etc…
このように報告書、設計書、プレゼン資料など、まとまった資料は目次体系や章構成を過去資料のマネをするのがポイント。
伝わりやすく、かつ資料作成の時短になるのでおすすめです。
また、「言いまわしやキーワード」をマネすることで、コミュニケーション力もスキルアップさせることもできます。
自分の伝えたいことが伝わりやすくなるんですよね^^
例えば、ボクはプレゼンがうまい先輩がやっていた次のようなことをマネしてます。
- 上司に話かける一言めは「報告/連絡/相談してもいいでしょうか」の3パターンにする。
- 意見を言うときは「結論を言うと…」と頭につける。
- 何かを説明するときは「ポイントは〇個あって…」と切り出す。
これは発言の最初を決めておくことによって、自分の話を伝わりやすくする方法です。
発言の最初が決まっているので、それに沿って説明せざるおえなくなりますよね。
なので、自分の言いたいことを整理してから発言する必要があるので、結果的に伝わりやすい内容になります。
まとめ:最初はカタチから!”マネをする”で、ITスキルもビジネススキルも短時間でスキルアップ可能
この記事では次のようなことを紹介しました。
- ”マネをする”のは昔から進められてきたスキルアップ方法の1つ
- 点→線の知識にするために、最初はカタチから入る(原理は後でもOK)
- ソースコードやトラブル時の調査方法をマネてITスキルアップ!
- 資料構成や言いまわしをマネしてビジネススキルもスキルアップ!
いかがでしたでしょうか。
実は上級編として、「考え方をマネする」という方法もあるんですが、長くなりすぎるので今回は初級編の「カタチからマネする」を紹介しました^^
近日中に記事にしたいと思うので、乞うご期待ということで…!
ちなみにこのブログにはそれなりの数の記事があるんですが、次の記事が人気なんでここで宣伝させていただきます^^←
ぜひ読んでみてくださいね!
エンジニアとしてスキルアップしたいんだけど、資格はハードル高いしなー…