こんにちは、やまさんです!!
最近、後輩SEくんからこんな相談をうけました。

後輩SEくんは今後のSEとして
どんなスキルを身につけていけばいいのか
分からず不安を感じているようで・・・
ということで今日はSEとして
身につけおくべきスキルの話です。
どんなITスキルを身につければいいの?

これはとてもよく聞かれるのですが、
その時々によって必要とされてるITスキルは変わるので
残念ながら
”このITスキル勉強しとけばOK!!”
というのは無いのです・・・
1960~1970年代。
メインフレームと呼ばれるコンピュータが流行り
これに関するIT技術を持ったSEが求められました。
1990年代頃。
インターネットが台頭しインターネット関連の知識を持ったSEは
引くて数多だったと聞いています。
2010年後半~。
AI(人口知能)やクラウドに関するITスキルを持ったSEの方々は
正直、無双状態なのではないでしょうか。
(勝手なイメージです。違ってたらすいません。)
プログラム言語でもCOBOLといった(化石)言語や
C、Java、Pythonなどその時々の流行があります。
何が言いたいかとというと、ITスキルにも流行りがあるということですね。
今後、IT技術の進歩はさらに加速するでしょう。
必然的にITスキルの武器にSEとして生き残っていくには
IT技術の進歩についていくことが求められます。
当然ですが、寝てても自分のITスキルは磨かれないので
勉強しておいてかれないようにする必要があります。
20年以上前から求め続けられているSEのスキル

一方でITスキルように流行り廃りがなく、
業界として常に求められるスキルもあります。
例えば、SE向けの転職求人でこんな求人を
見たことないでしょうか。
よくあるSEの求人
・上流工程の経験
・要件定義、基本設計の経験
・システム開発のリーダー経験
・プロジェクトのマネジメント経験
こんな感じの求人なんですが、
実は20年以上前から似たような求人が出ているんですよね。
どういうことか?
つまり、このような経験/スキルを持ったSEは企業として価値が高く
なかなかこういったスキルを持ったSEはいないということです。
実際、やまさんもSEとして現役で仕事をしていますが、
このようなスキルを持っている方は少ないです。
※”経験”はあっても、実際に能力があるSEは少ないのが現実
SEとして希少価値のあるスキルとは

SE向けの転職求人に書いてあるような作業は
必ずしもITスキルだけで乗り切れるものではありません。
むしろITスキル無しでもできるときがあります。
お客さんと交渉したり、プロジェクトメンバーに対して方針を出したり、
開発やってて発生した問題を解決したり・・・
要はビジネス的なスキルを持ったSEは強いんですよね。
ITスキルを持ってるSEはたくさんいます。
それはもうたくさんいます。
ひと昔前のITスキルだと溢れかえっているレベルと言ってもいいでしょう。
でも、ビジネス的なスキルを持ったSEは非常に少ない・・・
何十年も前から求め続けられているにも関わらずです。
SEとして求めらるビジネススキルは
- 問題解決スキル
- 仮設構築スキル
- ビジネス戦略とシステムを関連づけるスキル
など、これは一例ですが、多岐にわたります。
あなたの周りにもいないでしょうか。
・ITスキルはそこそこだけど、説得力があることをいう人
・システムを理解していないお客さんや上司とうまく会話できる人
(ゴマすり上手という意味ではなく)
・システムとしてのあるべき姿を語れる人
このようなSEはみんなビジネススキルが高いです。
そして周りからの信頼や給料も高いのではないでしょうか(笑)
なぜかというと、ビジネススキルを持ってるSEは
とても希少価値が高いからです。
逆に言うと、ITスキルが平凡でもSEとして十分戦えるのです。
言い方を変えると、並のITスキルさえ持っていれば
ビジネススキルを持ったSEは頭1つ飛び出ちゃうんですよね。
流行り廃りのあるITスキルに頼りきって、
いつクビになるか分からないSEライフを過ごすよりも
安定的に需要のあるビジネススキルを習得するメリットは
SEとしてなかなか魅力的なのではないでしょうか。
(周りから信頼されて給料も上がる)
まとめ
この記事ではこんな話をしました。
- 必要とされるITスキルは時代やIT技術の流行りによって変わる
- ビジネススキルの需要は時代によって変わらない
- 並レベルのITスキルでも、ビジネススキルを持っていれば、
SEとして生き残ってい事は可能。 - むしろ業界内で希少価値が高いので給料増える(笑)
あなたの今後のSEライフの参考になればうれしいです。
ではまた!!
新しいITスキルの習得意欲がわかないし、
SEにむいてないのかな・・・