こんにちは。やまさんです!
突然ですが、
こんなことを思ったことは
なっていないでしょうか。
SEならみんな1度は
考えることですよね^^;
ボクも後輩から
ボーナス評価なかなか
上がらないんですよねー…
と、よく相談されます。
ですが、逆に、こんな人もいませんか?
- ITスキルがすごいわけではないのに、プロジェクトの中心人物になってる人
- IT技術は平凡なのに、なぜか上司や同僚、お客さんに信頼されている人
日本人は給料とか年収の話とかを
あまりしないですが、
このような人たちは
もらうものをもらってます(笑)
ということで、
この記事ではITスキルは平凡でも、
デキSEになるためのスキル…
つまり給料UPや昇格に効果のあるスキルを
紹介したいと思います。
Contents
ITスキルだけで給料UPは難しい?→ITスキルを持つSEはたくさんいる
ITスキルを持っていても、
なぜ給料UPは難しいのでしょうか。
結論を言うと、高いITスキルを持つSEが
たくさんいるから、です。
給料をたくさんもらうには
自分が優れていることを
アピールする必要があります。
給料を払う会社もお金が
無限にあるわけではないので
当然ですよね^^;
でも、高いITスキルを持ったSEは
たくさんいます。
最近よく聞くフリーランスSEは
その典型で技術力を
セールスポイントにしている方が多い。
フリーランスは案件を受注できないと
食べていけないので技術力を磨きます。
フリーランスSEだけでなくても
会社のSEでも技術力に自信のある人は
多いでしょう。
職業の特性上、
ITに興味があってSEになった人が多いので
これは仕方ないです。
ITスキルを武器に人より給料をもらうには
このような人たちと戦って
勝つ必要があります。
なので、結構なレベルのスキルが
必要になるんですよね^^;
さらに、
IT業界は技術の流行り廃りが早いので、
ITスキルという1つ武器で食べていくには
永遠と勉強を続けなければなりません。
じゃないと、あとから入ってくる
次世代の人達に負けてしまいます…
なので、ITスキルをメイン武器として
戦っていくのは
レッドオーシャンに飛び込んでいると
言えるではないでしょうか。
ライバルがたくさいんいるので
給料UPはかなり難しいです。
提案できるSEは希少価値が高い
プロジェクトで一番よく発生する問題→要件が決まらない
プロジェクトで一番よく発生する問題を
ご存じでしょうか。
IT業界で5年以上働いた経験上、
一番よく発生する問題。それは
”システム化要件が決まらない”です。
要件が変更になる、追加になるも
要件が確定しないために発生するので
”要件が決まらない”に入ると言えるでしょう。
要件を決めるのはお客さんなのですが、
お客さんが自分たちに必要な要件を
決める能力を持っているとは限りません。
しかも納期や人員追加は無しでバグ出すなってもうむちゃくちゃだ…
こんな経験をされた方も
多いのではないでしょうか^^;
お客さんが決めれない、
決めたと思ったら変更が発生する
というやつですね…
ここで断言しますが、
要件が決まらないのはお客さんが
要件を分かっていないことが原因です。
まあ、要件が分かってたらモメませんし、
最初から言ってくるので、あとで
変更したり追加したりもしません^^;
提案するには業務フローの知識が必要
そんな中でお客さんに
”お客さんの業務にはこんな機能が必要です”
そんな提案のできるSEがいたとしたら
どうでしょうか。
提案できるSEは社内でも
頼りになる存在とされますし、
ユーザであるお客さんと話す立場の人だと
お客さんからも信頼されます。
実際、PLをやっているやまさんも
「こんな機能が必要だ」と
提案してくれるメンバーは
とても頼りにしています。
ちなみにやまさんはお客さんに
提案を行うことが多いのですが、
結構評判がいいですね。
気づいてなかったなーとか
そこまで考えてくれているだねとか
言ってもらえます^^
ただ、提案できるSEがいるかと言うと、
残念ながらほとんどいない…
この提案する力はシステム導入を
考えている業務の流れを
把握する必要があるんですよね。
業務フローを把握には
ビジネススキルが必要となります。
ITスキルの高い/低いは関係ありません。
もうお気づきかもしれませんが、
必要とされているのにできるSEがいない
つまり、ライバルが少ない。
ブルーオーシャンですね。
ブルーオーシャンを攻めるが
給料UPの秘訣です。
強力なライバルの多い
ITスキル特化型の攻め方よりも、
ITスキルはほどほどにし
ビジネススキルを身につけて
提案していく力をのばす方が
少ない時間と労力で給料UPを目指せます。
業務フローを把握するには? 論理思考のスキルを身につける
業務フローを論理思考で把握する
では、業務フローを把握するには
どうしたらいいのか。
さきほどちょっと触れましたが、
ビジネススキルを鍛えるが効果的です。
ビジネススキルの中でも、
論理思考、という思考を
習得するのがいいでしょう。
“論理思考”
物事を構成要素に分解し、要素を分析して組み立てる思考法
お客さんの業務フローを論理思考で
どんどん細分化していく感じですね。
ちょっとこれだけだと、
分かりづらいと思うので
具体的にやってみようと思います。
なお、習得しておいた方が
よいビジネススキルはやまさんが出会った
デキるSEのエピソードといっしょに
以下の記事で紹介してみました。
この記事が読み終わったら
ぜひ読んでみてくださいね!
具体例:飲食店の業務フローを論理思考で考える
飲食店の業務フローは以下で
成り立っています
- 飲食店利用客が来店する
- 店員さんが利用客を席に案内する
- 注文を取る
- 調理する
- 利用客の席まで料理を運ぶ
- 会計を済ませる
- 利用客が使用した食器を片付ける
飲食店は上記を繰返し行うことが
業務だと言えます。
つまり、業務フローですね。
ただ、これだけでは
まだシステム化要件とするには厳しいです。
- 利用客がメニューを見る
- 食べたい料理を探す
- 注文する料理を決める
- 店員さんを呼ぶ
- 注文する
こんなもんでしょうか。
ここまでくると、システム化要件を
整理できそうです。
すいません^^;
ということで、
見たことがあるかもしれませんが、
タブレッドを使って料理などを注文する
お店ありますよね。
業務フローとシステム化要件を
関連付けすると
こんな感じになってます。
No. | 業務フロー | システム化後 |
1 | 利用客がメニューを見る | タブレッド画面を確認 |
2 | 食べたい料理を探す | タブレッドをタップ |
3 | 注文する料理を決める | タブレッドをタップ |
4 | 店員さんを呼ぶ | 不要(発生しない) |
5 | 注文する | 利用客が注文ボタンを タップ |
飲食店の目標の1つに売上アップがあります。
商売をやっているので当たり前ですよね^^;
では売上を上げるためにはどうしたらいいか…
例えば、”食べたい料理を探す”という部分
メニューを肉料理、サラダなど
カテゴリー分けして
表示するのはどうでしょうか。
利用客の料理を選ぶ手間が
小さくなるはずです。
さらに、料理は文字情報だけでは
分かりづらいので、
画像で表示するのはどうでしょうか。
文字より、おいしそうな料理の写真の方が
注文してくれる確率が高くなりそうです。
その他にも、↑のような
カテゴリーや画像は
飲食店のメニューが変化することで
増減しそうな気がします。
なので、やまさんなら
”カテゴリー編集機能”を付けてはどうですか?
と提案します。
飲食店なら季節のメニューとか
やると思うので
これは必要だと思います^^
上は業務的な観点から検討してみましたが、
インフラ的な観点では
メニューの増減を考えてDB容量を
決めたりだとか、
利用客がストレスを感じない
レスポンスタイムはどれぐらいだろうとか
いろいろ考えられそうですね。
飲食店を例にして考えましたが、
提案を考える上で、
高度なITスキルが必要なことって
あったでしょうか?
提案に必要なのはビジネススキルです。
これができるできないで、
給料はかなり変わります。
まとめ
この記事ではこんな話をしました。
- ITスキルで戦い給料UPを目指すには強力なライバルに勝つ必要がある
- 一方で”要件が決まらない問題”を解決できる提案能力を持ったSEは希少価値が高い
- 提案するにはお客さんの業務フローを知る必要がある
- 業務フローを知るのにITスキルは不要。必要なのはビジネススキル(論理思考)
よく言われますが、
システムはあくまで手段です。
でも目標と手段を結び付けて
考えられるSEは意外に少ない。
ビジネススキルを鍛えているSEが
少ないので仕方ないんですけどね^^;
やまさんはせっかく働くなら、
給料をたくさんもらえた方が
うれしいです(笑)
正直なところ、ビジネススキルの有無で
SE年収は100~400万ぐらい差がつく
こともあります。
SEの年収については以下の記事で
まとめているので
ぜひ読んでみてくださいね!
それでは!