- 新人SE時代 お前SEにむいてないよなーのつらい一言をもらった話→現在のページ
- 凡人文系SEがITスキルアップをあきらめたら年収上がった話
こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
文系卒でSEになったやまさんですが、最初はもう本当大変でした。
恥ずかしながら新人時代はITスキルほぼゼロというかExcelも満足に扱えないレベルだったんですよね^^;
PCセットアップ(手順書あり)で1週間ほどかかってしまうレベルです。
当時はそんな感じのダメダメな社員でした。
この記事では、当時、先輩からキツい一言をもらったときの話をしてみたいと思います。
Contents
文系だけどIT系企業に入社 最初からITスキルを避けていた新人研修時代
やまさんが入社した会社では3ヵ月間も新入社員研修を受けさせてくれる会社でした。
めちゃいい会社だと思います。
ですが、当時のやまさん(新人時代)は「会社が社員を育てるのは普通でしょ」のような生意気なこと思ってました。
まあ、たしかにその通りなんですが、会社側もプログラミングできる人だけを採用するという選択肢もあったはずです。
さらに、スキルは時間をかけるかお金を払って身につけるのが社会人。
学生気分が抜けてないんですよね^^;
その新社員研修でいろいろプログラミングとかいろんなITスキルを勉強させてもらったわけですが…
正直、まったくついていけませんでした。
丁寧な座学講義があるにもかかわらず、課題とかはまったく分からずの状態です。
もうほんと今思うと、恥ずかしい限りですね^^;
このときやまさんはどうしていたかと言うと・・・
理系出身の同期に課題を手伝ってもらってました←
ループ処理ってどうやるか分からないんだけど、教えてくれない?
あーそこはこうやって…
あ、そうなんだ!!
ありがとう!!
(よし!このままソースコピーすれば課題クリアだ!)
いやいや、クリアじゃねぇーよ!!
もうこれは完全にズルです…
テストのカンニングと同じですね^^;
しかも残念なことに特に焦っているわけでもありませんでした。
まあ初心者だし、仕方ないよねー
そんな甘えたことを思っている状態でした。
もちろん、こんな状態でITスキルが上がるわけもなく…
新人研修当時は「仕方ないよねー」でなんとかなっていたのですが、正直これは”ツケ”です。
”ツケ”は払う。
世の中の常識ですね。
ズルばかりしていてしっぺ返しが来ないわけありません。
しかも、ツケが溜まっていること自体に当時のやまさんは気づいていないぐらいお気楽で残念な新人だったんですよね^^;
ツケが溜まりに溜まった状態で新人研修が終わり、やまさんは現場へ配属されます。
ITスキルを避けて現場配属された結果…そこは地獄でした
新人向けのプログミラング研修をズルして乗り越え、まともなITスキルを習得せずに現場に配属された結果…
地獄でした。
基礎的なITスキルは習得してる前提で現場の先輩は仕事をふってきます(当然です^^;)
新人ということもあり最初は先輩は親切にいろいろ教えてくれますが…
基礎的なITスキルもないのでまったく会話が成立しない^^;
ここにループ処理入れて、それで次に…
(ループ処理ってどうやってやるんだっけ?)
そんな状態でした。
ただでさえ、お気楽な学生から厳しい社会人1年目で精神的に疲れるのに、研修で勉強したはずのことも分からないといった状態です。
研修でやったはずなのに、なんでこんなことも分からないだよ…
自分で自分が許せませんでした。
説明してる先輩から見るとやまさんが分かってないことはあきらかでした。
ですが、先輩たちも自分の仕事があるので完全初心者レベルの人をフォローする時間はありません。
ということで、とりあえず当時のやまさん(ほぼ初心者)に仕事をやらせてみることになりました。
当たり前ですが、新人研修で”ツケ”を貯めまくった当時のやまさんが突然コーディングできるようになるわけでもなく…
処理の組み方が分からないときはGoogle先生で調べます。
ですが、基礎知識がないので調べてもなかなか分かりません。
他のwebサイトを調べますが、30分ほど調べてるうちに
「あれ?結局、何が分かればいいんだっけ?」
何が調べればいいのか、はっきりさせずに調べているのでこんなことがよくありました。
分からない…
むしろ何が分からないか分からない…
時間だけが過ぎていく…
なんで自分はこんなこともできないんだ…
当時はそんなことをよく思っていました。
レビューが近づくと、よく徹夜もしてました。
当然翌日のレビューでボコボコにされます←
徹夜して組み上げたソースが先輩のレビューで修正され、また徹夜の繰り返し…
こんな感じで最初の仕事は先輩の全面的なフォローをいただいてなんとか完了。
期限の関係もあって最後の方はほとんど先輩がやってました。
最終的には自分が書いたソースコードの原型がほぼ無い状態です。
初仕事が終わってボクが感じたのは、
結局、ほとんど先輩が片付けてくれたよね?
自分がいる意味ある?
先輩たちの足引っ張ってるだけじゃない?
達成感よりも、こんな自己嫌悪の感情でした。
そんな中、先輩がボクにかけてくれたのは
最初はこんなもんだよー。これから頑張ってね。
やまさんの先輩は自分の仕事もあるのに、こんなことを言ってくれるとても優しい人でした。
神対応です。
というか、実際、神様に見えました。
ですが、こんなポンコツ状態が数ヵ月も続くと話は別です。
先輩から言われた「お前、SEにむいてないよな」の一言
配属されて数ヵ月後…
まだまだレビューでボコボコにされる日々は変わりません(汗)
忙しすぎて…というか分からないことが多すぎて、毎日自分のポンコツ具合を知らされるボクの精神はサンドバッグ状態でした…
そんなある日の残業中(22時ごろ)に現場の先輩に言われた一言。
お前SEにむいてないよなー。なんでこの会社入ったの?
念のためですが、この先輩はとても優しくていい人です。
先ほどもちょっと書きましたが、むしろ神様みたいな人。
やまさんの職場の内でも有数だと思います。
でも、物事には限度ってものがあります。
使えない後輩のフォロー。
もちろん先輩自身の仕事もありました。
そんな中、自分が丁寧に説明しても後輩はなかなか成長しないときたら…
ちょっとぐらい言いたくなるが人間ではないでしょうか。
今だから↑のように思えますが、当時のやまさんは先輩の「向いてないよね」という一言に、だいぶショックを受け絶望していました。
ちなみに先輩からもらった「向いてないよね」の一言に対するのボクの返しは
………
すいません…
これしか返せませんでした。
先輩の一言で(なぜか持っていた)自信が吹き飛んだのです。
正直なところ、今考えてみると今更過ぎますが…
そしてここまできてやまさん(新人時代)はやっと気づきます。
これはかなりヤバい状況なんじゃないか?
”脱使えないSE”を目指しITスキルの勉強を開始する・・・
もしかしてあの優しい先輩にここまで言わせてしまう自分はとてもつもなく崖っぷちなとこにいるんじゃないか?
当時のやまさんはそう気づいてしまったのです(←遅い^^;)
これをきっかけに、当時のやまさんはIT技術(プログラミング)の勉強を始めます。
そして・・・
やまさんは使えない新人を卒業。
覚醒しバリバリのエンジニアとして活躍…!!
そんなスーパーサ〇ヤ人みたいな状態になれたかは次の記事へ書いてみたのでタップしてぜひ読んでみてください^^