こんにちは!
複数の億規模プロジェクトで
PLやってるやまさんです!
そう思ったことありませんか?
”コミュニケーション能力”って言葉自体が
便利すぎるんですよね^^;
ボクは人とコミュニケーションを取るとき
話すことより”聞くこと”を意識しています。
ボクは億規模プロジェクトの
プロジェクトリーダーをやっています。
この規模になると
いろんな人とコミュニケーションを
取る必要が出てくるんですよね。
この記事では
プロジェクトリーダーをやる中で、
ボクが気づいたSEに必要な
コミュニケーション能力について
説明していきたいと思います。
Contents
そもそもコミュニケーションって何なのか
そもそも”コミュニケーション”って
何なのでしょうか。
今更ですが、コミュ力をアップさせるのに
コミュニケーションって
何か分かってないと、ムリがあるので
おさらいしておきますね^^
コミュニケーション(英: communication)とは、「伝達」「通信」「意思疎通」などの意味の表現
weblio辞書
そう、コミュニケーションとは
意思疎通なんです。
意思疎通なので、情報を
伝える(話す)ことと
受け取る(聞く)ことで
コミュニケーションは成立します。
一般的に「おしゃべりな人をコミュ力高い」
なんて言ったりもしますが、
特にSEの場合は話すことだけできても、
コミュ力が高いとは言えません。
例えば、スーパーなどに買い物に行ったとき
おばちゃ…
お姉さん方のこんな会話を
聞いたことないでしょうか。
↑のおばさ………お姉さま方は
自分のしゃべりたいことを
しゃべっているだけで、
相手の話をあまり聞いていないことに
お気づきでしょうか。
プライベートな会話ならOKでしょう。
むしろ、好きなだけおしゃべりして
いただければと思います^^;
ただ、これはSE向けの
コミュ力じゃないんですよね。
むしろSEには求められる
コミュニケーション能力は聞く力です。
SEに必要とされるのは”聞く力”
- 上司や先輩から指示をうけたとき
- お客さんとどんなシステムを開発するか打合せするとき
- 部下や後輩に支持を出してちゃんと理解しているか知りたいとき
こんなとき情報を持っているのは
誰でしょうか。
そうです。
情報を持っているのは話し相手です。
自分ではないんですよね。
プロジェクトは問題解決の連続です。
SEはいろんな情報を集めて
問題解決をしていく必要があります。
問題解決には情報が必要。
なので、いかに情報を集めるかが
問題解決の大切な要素です。
自分が話をしている間、新しい情報が
入ってくることはありません。
といっても、単純に
相手に話をさせるだけでは
必要な情報が集められるとは限りません。
また単に話を聞いているだけでは
情報が不足しているか
確認することも難しいでしょう。
話しの聞き方にもコツがあるんですよね^^
SEとしてのコミュニケーション力を高める方法
ここからSEとしてのコミュ力を
高める方法を紹介します^^
やまさんが実際の開発現場で
発見した手法なので
役に立つと思います。
ぜひ実践してみてくださいね!
ステップ1 相手の話をさえぎらずに最後まで聞く
まず最初に、相手の話をさえぎらずに
聞きましょう。
相手の話を最後まで聞くのは
意外に難しいです。
特に相手の話の結末が見えてくると
「ということは、こういうことですねー」
なんて言ってしまいがち。
途中で相手の話をさえぎってしまうと
相手は理解してもらえたと思って、
重要な情報を話さない可能性があります。
また、途中で話をさえぎると、相手側は
「ちゃんと話をきいてもらえなかった」
と、感じ不満に思う事もあります。
”あいづち”をうって
相手が話しやすいようにしながら、
最後まで相手の話を聞きましょう。
”あいづち”にもバリエーションを持たせると話している側も聞いてもらえると感じ、いろいろ話をしてくれる可能性が高くなります。
「はい」だけでなく、「ええ」「なるほど!」や、「〇〇なんですね」と相手の話したキーワードを繰り返したりするのがおすすめです。
ステップ2 情報がそろっているか確認する
相手が一通り話終わったら、
必要な情報がそろっているか確認します。
不足している情報は”質問”して
情報を集めましょう。
情報がそろっているか確認するには
5W1Hで考えると、
網羅的に確認できますよ^^
例えば、上司から指示を
受けたときはこんな感じです。
5W1H | 確認観点 | 解説 | 具体例 |
why | 目的 | 何のための発言、 指示なのか | Zプロジェクトに遅れが 発生していないか確認 |
what | 何をするのか | 目的のために 何をしてほしいのか | 進捗情報を更新する |
how | どうやるのか | どうやって作業を するのか | 指定なし |
who | 誰が | 誰が作業を行うのか | 指定なし |
when | いつまでに | 作業の期限 | 明日の会議まで |
where | どこで | どこで作業をやるのか | 指定なし |
how、who、whereの指定がありませんね。
howはプロジェクトで指定の
スケジュール管理ツールがあるはずなので
共通認識といえそうです。
※新しい現場の場合は
情報集める必要があります
whereは場面にとっては本番環境なのか
試験環境なのか、など
重要な場面があります。
ですが、今回は自分のPC上から
スケジュール管理ツール使って
更新できると思うので、
よしとしましょう。
残りはwho。
まあ上司は更新されていれば、
誰が作業やっても気にしないと思いますが、
いちお確認するなら
「分かりました。”ボク”、資料更新しときますね。」
こんな感じでかね。
お気づきの通り、
上の例だと、実はこの上司、
目的をちゃんと話してないです。
なので、これはやまさんの予想。
たいていの管理職は予定通りなら
プロジェクトに興味を示さないです。
(興味を示してくれる上司はいい上司)
管理職レベルが進捗確認をしてくる
ということは
問題が発生しているか、
問題しそうな場面であることが多いです。
なので、予想しました。
なので、やまさんならこの上司との
会話はこうなります。
ちなみに進捗で何か気になるとこありました?
今回の例のように、
why(目的)部分は省略されたり、
勝手に推測してしまったりすることが
多いので十分に注意しましょうね。
慣れるまでは上の情報が集まっているか確認がもれがちです。相手が話をしているときに上の情報が集まっているかメモしながら聞くと、確認もれを防げますよ!
まとめ
この記事では次のようなことを
紹介しました。
- SEにとってのコミュニケーションは単純に話せればいいというものではない
- 話す能力より聞く能力の方が重要
- コミュニケーション力を高めるポイントは2つ
①相手の話を”あいづち”をうちながら最後まで聞く
②5W1Hを使って情報の不足がある場合は質問する
いかがでしたでしょうか^^
正直なところ、
こういったノウハウは資格試験や
ITスキルアップの勉強では
身につきにくいです…
今回のような
ITスキル以外を能力を極めたSEが
どうなっていくか、年収面をメインに
まとめてみました。
下の記事からぜひ読んでみてくださいね!
それでは!