こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
実際のところ、意味あるかないかどっちなの?
せっかく頑張って勉強するなら役に立つ資格を取りたいですよね^^;
さらに基本情報技術者はなかなか難しい資格なので気になるところだと思います。
ただ、冒頭の通り、基本情報技術者って難易度のわりに微妙とかいう話も聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
「結局、どっちやねん!」って思っちゃいますよね^^;
この記事では「基本情報技術者の資格って意味あるの?」という話をしたいと思います。
IT業界でエンジニア10年やってて感じるホンネを紹介していきますよ!!
ぜひ読んでみてください!!
Contents
基本情報技術者資格の現実:難しいわりにあまり意味がない
結論から言うと…
残念ながら、基本情報技術者はIT業界でそれほど意味がある資格とは言えません…
正確には資格の取得難易度と資格の価値が釣り合ってないということです^^;
コスパが良くないってやつですね…
正直なところ、基本情報技術者の資格はコスパが悪い。
これがIT業界で10年生き残っているやまさんの感覚です。
基本情報の1つ上の応用情報だと、「お!ちゃんと頑張ってるね!」ってなるんですけどね…
現実は厳しい…
イメージとしては応用情報技術者の資格でやっとIT業界での標準的な資格って感じです。
でも、人によって基本情報が役に立つ場合もあるんじゃないの?
たしかに資格はこちらの記事でも書いた通り、今の状況と今後どうしたいかで価値が決まってきます。
ということで、なぜ、基本情報技術者がコスパが悪いのか詳しく説明していきますね。
新卒、未経験で基本情報技術者は意味ないの?→意味ないわけではないけどなくても問題ない
新卒、未経験でエンジニアを目指している人で基本情報技術者の資格を持っている場合は意味がないわけではないです。
ちょっと歯切れが悪いですが、「あ、この人コツコツ勉強できる人なんだな」っていう印象を持ってもらえる感じですかね。
ただ、残念ながら資格自体に意味があるわけではないです…
ちゃんと努力を積み上げることができる人なんだなっていう証明に使える感じですね。
なので、基本情報技術者の資格を持っていなくても全然問題ありません。
基本情報を持ってなくても面接で挽回可能です。
ボクも基本情報技術者を持っていない文系の人でしたが、大手IT企業に就職することができました。
転職のときも基本情報技術者は意味ないの?→意味ない
次に、エンジニア経験者の転職では基本情報技術者の資格は意味があるのでしょうか。
厳しいですが、結論はエンジニア経験者の転職のときに基本情報の資格は意味ないです…
世間的に高難易度と言われる資格ならエンジニア経験者の転職でばっちり意味あるんですけどね^^;
あ、高難易度資格の例としては次のような資格です。
- システムアーキテクト
- ネットワークスペシャリスト
- プロジェクトマネージャー
- ITストラテジスト
- オラクルマスター(最低Gold以上)
経験者転職の場合、企業が求めている人材は即戦力で活躍できる人。
なので、経験者の転職では実務経験とコミュニケーション能力がかなり重視される傾向にあります。
でも、基本情報技術者は試験範囲が広いんですよね^;
なので、エンジニアをやっていても基本情報は結構難しいはずです。
実務だと、ネットワーク担当の人はネットワークを。
プログラマーの人は特定の言語を。
そういった形で特定の分野に集中的に担当するはずです。
一方で基本情報技術者の資格試験に合格するにはネットワーク、プログラミングやマネジメントの知識まで幅広く必要なんですよね。
なので、経験者でもちゃんと勉強しないと受かりません。
これちょっとコスパが悪いですよね^^;
頑張って勉強しないと資格が取れないわりに、転職でほぼ意味ないって…
なので、転職を考えている方に基本情報技術者の資格はオススメしません。
ちなみに、基本情報技術者の1つ上の資格である応用情報技術者を持っていても、転職ではちょっと弱いのが現実なんですよね…
なので、まとめておくと、「エンジニア経験者の転職では基本情報技術者は意味ない(応用情報でギリギリ)」ということになります。
給料UPに基本情報技術者は意味ないの?→ほとんど意味ない
これも残念なんですが、給料UP(出世)においては基本情報技術者の資格はほぼ意味がないです…
あえて、言うなら昇格の条件に基本情報の資格が入っている場合があるぐらいじゃないでしょうか。
昇格条件に入っている場合、会社のルールなので取らざるおえませんよね^^;
だって、せっかく働くなら給料たくさんほしいじゃないですか!!(素直)
ただ、給料UP(出世)って資格以外の要素が大きいはずです。
仕事で結果を残したり、偉い人に評価してもらったり、こちらの割合の方がはるかに高いはずです。
でも、資格取ったら給料上がる制度あるんじゃない?
確かに特定の資格を取ると、報奨金という方で毎月給料に+1000円とかやってる会社もあります。
ですが、報奨金の制度っていつなくなるか分からないですよね^^;
不況になったりして会社の都合でなくなったりはすることはよくあります。
実際にボクの会社では報奨金制度は廃止されました…
いちお、受験料負担制度だけ残ってますけどね^^;
完全自腹で資格を取るよりマシですが、金銭面でプラスにはなりません。
なので、基本情報技術者は給与UP(出世)という面でも、ほとんど意味がないといえるでしょう。
実務で基本情報技術者は意味ないの?→微妙(あんまり意味ない)
残念ながら、実務においても基本情報技術者の勉強で得た知識はあまり役に立たないでしょう…
でも、実務で資格試験で勉強した知識が登場するけどな…
たしかに基本情報で勉強した知識は実務で使うことはあります。
ですが、基本情報技術者の資格を持っているからといって、劇的に仕事ができるようになるわけではありませんよね^^;
なので、「実務で得た知識 → 資格の勉強で体系的に整理するのに有効」といった形が正確かと思います。
知識の整理にはいいんですが、資格そのものが役にたつかといわれるとかなり厳しいです。
まとめ:基本情報技術者を取るなら応用情報も考えてみて
この記事では次のようなことを紹介しました。
- 基本情報技術者は難易度のわりに効果がうすいのが現実(コスパが悪い)
- 新卒、未経験からのエンジニア転職では意味あるけどなくても問題はない
- エンジニア経験者の転職の場合、ほぼ意味ない
- 給料UP(出世)にも基本情報はほぼ意味ない
- 実務でもほぼ意味ない
いかがでしたでしょうか。
厳しいですが、基本情報技術者はIT業界ではそれほど価値が高い資格ではないんですよね^^;
ただ、基本情報の1つ上に応用情報技術者という資格があります。
応用情報技術者はIT業界でエンジニアをやっているなら、ぜひ取っておきたい資格ですね^^
一般的に応用情報の方が基本情報より難しいと思われがちですが、実はそうでもないってご存じでしょうか。
このあたりのことをこちらの記事でまとめてみたので、興味のある方はぜひ見てみてくださいー
それでは!
基本情報技術者の資格を取ろうか迷ってるんだけど、ネットで意味ないって見かけたんだよね…