こんにちは。やまさんです!
ラクな仕事かって言われると違う気がするね。
ということで、この記事ではSEの仕事が
なぜきついと言われているか考えてみます。
またきつい状態にならないための方法も
いっしょに解説しますね!
Contents
はたしてSEは激務なのか改めて考えてみた
”SEはマジできつい。人間がやる仕事じゃない”
なんて言われてたりもしますが、
そもそも本当に激務なのか以下の観点から
ほかの職業と比べてみようと思います。
- 身体面
- 環境面
- 精神面
- 金銭面
身体面で考えてみた
SEの仕事は基本的にPCに向かって作業してるか、
打合せしているか、考えているかになりますよね。
基本は座っての仕事です。
体を使う仕事は通勤ぐらいだと思いますが、
最近は在宅でのテレワークも浸透してきているので
通勤という作業自体が存在しない場合も
あるんじゃないでしょうか。
一方で飲食店での仕事など、
体を使う仕事もありますよね。
このような仕事は基本的に立ちっぱなし、
体を使いっぱなしです。
なので、SEの仕事は身体面ではそこまで
きつい仕事ではなさそうです。
環境面で考えてみた
最近はテレワークが浸透してきたので
自宅仕事をする方も多いと思います。
職場で仕事をする場合もSEの職場は
基本的にエアコン完備。
びっくりすぐらいめちゃくちゃ快適ですね(笑)
工事現場の仕事など、外で仕事をすること
多い職種の方と比較すると雲泥の差です。
環境面でもSEの仕事は
きついとは言えなさそうです。
金銭面で考えてみた
SEの平均収入は世間一般の年収と同等、
もしくは高くなることが多いです。
これはSEが特殊技能を持った職業であるためです。
SEの平均年収と年収をあげるための考え方は
以下の記事で解説しているので、
この記事を読み終わったら、
ぜひ読んでみてくださいね!
精神面で考えてみた
これはなんともいえないですね・・・
職場ごとに人間関係も違いますし、
精神面は人によって、きつい、きつくないの差が
大きくでます。
例えば、コールセンターの仕事は
精神的にきついという人が多いですが、
気にしない人もいます。
他にも例をあげると、
気遣うことが仕事といえそうな
ホストやキャバクラで働いている方でも、
みんな精神的に疲れた方たちばかりかと言われると
違う気がします。
ということで、精神面はちょっと検討保留です。
SEがきつい(激務)と言われる理由
でも実際はめちゃきついんだけど・・・
じゃあここからSEの仕事が
きつい理由を解説していくよ!!
SEの仕事は基本的にプロジェクト型の仕事であるため
SEの仕事の大半はプロジェクト型の仕事です。
プロジェクト型の仕事とは
終わりが決まっている仕事。
SEの仕事は納期(終わり)が決まっていて
お客さんと約束している納期までに
開発したシステムを納品する必要があります。
プロジェクト型の仕事共通的なことなんですが、
納期前は忙しくなることがよくあります。
夏休みの宿題と同じです。
夏休みは終わりが決まっています。
夏休みの宿題も計画的に
終わらせらればいいんですが、
いろいろあって(主に遊びすぎ)直前に頑張り
終わらせた方も多いと思います。
システム開発も計画通りにいけばいいんですが、
問題が発生し解決のために予定になかった追加の
作業が発生したりして
進捗が遅れることはよくあります。
ようは計画がそもそも破綻せず、
計画外の作業が発生しなかったら
SEの仕事もきつくないわけです。
現実的に問題が発生しない
プロジェクトは存在しませんが、
計画外の作業が極力発生しないようにするのが
プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダと
呼ばれるSEの主な仕事の1つとなります。
プロジェクト型の仕事の反対は
”ルーティーン型の仕事”になります。
飲食店や美容室など一定の単位(毎日とか)で
同じような仕事を繰り返す仕事です。
ルーティーン型の仕事もきついものは
きついんですが、基本的に1日など、
周期が来たら区切りがつくことが多いので
プロジェクト型のように厳しく
納期に追われることは少ないです。
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダの能力不足
SEの仕事がきついと言われるほとんどの理由が
”計画外の作業”が発生するためです。
その計画外の作業はバグなどの
システム開発で発生した問題ではなく、
突然の仕様変更であることが大半です。
お客さんからの仕様変更依頼を
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダが
コントロールできていない・・・
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダが
ダメダメなわけです。
能力不足のプロジェクトマネージャーや
プロジェクトリーダのよくある特徴はというと・・・
能力不足のPMやPLの主な特徴
・プロジェクト初期でお客さんヒアリングが不十分で、
お客さんのシステム導入目的と達成基準を把握できていない。
・逆説思考を用いた検討ができておらず要件定義が不十分。
・お客さんの仕事を論理思考で構成要素に分解し分析する作業が不十分。
・メンバーにシステム導入目的と達成基準を伝達できていない。
どうでしょうか。
あなたのプロジェクトの
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダは
大丈夫でしょうか。
あなたが仕事が”きつい”と感じている場合、
上で書いた特徴を持つ
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダの下で、
メンバーとして仕事をしているのではないしょうか。
きつい状態を回避するには最初が肝心
ここまで読んでくれたのでお気づきかと思いますが、
プロジェクトがデスマーチ化するかは
プロジェクト初期で決まります。
お客さんからヒアリングできているか
ヒアリング結果からシステム化要件を
検討できているか
これで決まるんですよね。
ITシステムはお客さんのビジネス戦略を
達成するための手段でしかありません。
お客さんの解決したい問題や達成したい目標を
把握してプロジェクトを進めることが大切です。
残念なことに仕事がきついというSEは
とても多いです。
という事はお客さんの問題や目標や
そこからシステム化要件を検討するための
ビジネススキルをもった
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダが
少ないということになります・・・
逆算思考や論理思考といったビジネススキルを学習し
実践すれば、システム化要件の抽出漏れを
大きく減らすことができるので
”デスマーチ化=きつい状態”を
回避することができます。
なお、逆算思考は下の記事で詳しく
解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
まとめ
SEの仕事がきつい理由とその回避策を解説しました。
プロジェクトの成功、失敗はITスキルよりも
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダの
能力によるところが大きいです。
プロジェクトを仕切る立場のSEが逆算思考などの
ビジネススキルを用いて開発をリードできるかに
プロジェクトの成否かかっているのです。
ですが、自分自身でビジネススキルを身につけ
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダを
助けることもできます。
そうしてSEとして役立つビジネススキルの能力を
あげていくと評判も上がっていきます。
評判が上がると・・・
年収アップにつながります^^
どうせなら自分にもメリットがある方が
うれしいですよね♪
このブログではSEとしてメリット抜群の
ビジネススキルを情報発信していますので
他の記事もぜひ読んでみてください!
それでは!