>>「エンジニアなら勉強して当たり前」の雰囲気をしんどく感じる人<<

エンジニア/SEあるある!な失敗談と悩み4選【実体験】

大切な書類の上にコーヒーをこぼす失敗

こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!

ボクは「文系卒→プログラマ→システムエンジニア→プロジェクトリーダー(PL)」といった流れでIT業界で仕事をしてきました。

やまさん

エンジニアになっていつの間にか10年超えちゃいました!

こんなアイコンしてますが、10年もやってればそれなりの経験をしてきたんですよね^^;

自分が開発したシステムが新聞に載ったり、会社で表彰されたり、といい経験もあります。

ですが、それ以上にたくさん失敗してきました。

今思ってみれば笑い話でも、失敗したときはめちゃあせりますよね^^;

今回はボクの失敗談や「これなー」といったエンジンア/SEあるあるをまとめてみました。

「これあるわー」って思ってもらえるとうれしい(笑)

ぜひ読んでみてください!

質問しないと怒られる、質問しても怒られる

ボクが新人や若手時代、プログラマーやシステムエンジニアをやってた頃の話です。

やまさん
(新人時代)

(ここの処理、どうやってプログラム組めばいいの?分からん…後でやろ…)

ベテラン
エンジニア

あ、こないだ任せたコーディングの仕事終わった?

で、「いや、分からないなら質問してきてよ」って怒られるパターンですね^^;

ボクは文系卒からエンジニアになりました。

それもあってか、新人時代や若手時代はなかなかのポンコツだったんですよね。

※今でも技術面は平均あるかないかぐらいでそこまで得意ではないですが…^^;

それで分からないことを質問しにいかなくてめちゃ先輩に怒られると…。

新人や若手のころはこんな感じでたくさん怒られました…

でも、分からないところを質問しにいっても、結局、怒られるんですよね^^;

やまさん
(新人時代)

すいません。ここのコードよく分からなくて…

ベテラン
エンジニア

お前こんなことも分からないの?

こんな感じでした。

もうどっちやねん。

質問しなくてもおこられるし、質問してもおこられる。

新人エンジニアや若手エンジニアの方は特にあるあるなのではないでしょうか。

中堅、ベテランの方も「そんなこともあったなー」って半分懐かしく思う方もいらっしゃるかもですね。

エンジニアの業界って「教えて育てる」というより「自分で育って」という雰囲気を感じます。

なので、質問しても質問しなくても怒られることが多い気がするんですよね^^;

ちなみにエンジニアの業界の「教えない雰囲気」についてはこちらの記事でボクの思うことをまとめてみました。

興味がある方はぜひ読んでみてくださいね!

独学で勉強する女性

質問するときは「ここまでこう調べたんですけど、ここが分からなくて…」といった形で質問するのがオススメです。

結局、怒られてしまうこともありますが、言い方を変えるだけで怒られる可能性をぐっと小さくできますよ!

スケジュール調整がぷよぷよ

エンジニアって忙しいですよね^^;

さらに一般的なイメージと違って、意外と打合せや会議などが多いです。

「あのチームとあそこチーム人と打合せしたいけど、どっちも打合せいっぱい入っててみんなが参加できる時間がない…」

なんてことありませんか?

ぶっちゃけると、「スケジュールツールでなんで”ぷよぷよ”(というかテトリス?)やらなアカンねん」って話ですよ。

たいてい、ごめんなさいって思いながら、昼休みとか定時後の打合せいれたりするんですよね^^;

で、「ごめんなさい」って打合せを入れちゃうってことは逆に打合せ入れられることもあるってことです。

なので、ある日、翌日のスケジュールを見ると…

やまさん

これいつ昼ごはんたべればいいの?

ってなることもしばしば…^^;

そう考えると、エンジニアってなかなか大変な仕事なんじゃないかなーって思います。

ちなみにぷよぷよ(テトリス)は1行そろったら消えますが、スケジュールのテトリスは消えません。

なぜかバグが短期間に集中する

バグって発生タイミングがなぜか集中しませんか?

特に商用(本番)環境のバグ。

普段はそれほどでないのにこれでもか!ってぐらいに連続した経験がボクにはあります。

当時、ボクが担当していたシステムは月に1回バグが出たら多いほうなぐらいのシステムだったんですよ。

ですが、あるとき1週間に1回ぐらいのペースでバグが連続しました。

まあ、2、3回ぐらいだったら仕方ないかなーとも思うじゃないですか。

歴史が長いシステムだったこともあり、もともと2、3ヵ月に1回ぐらいはバグが出てました。

そんな2、3ヵ月に1回ぐらいのペースでしかバグが出ないシステムなのに、めちゃバグが連続で出たんですよね。

やまさん

12週連続バグで。

webとかのシステムだったら少ないほうなのかもしれません。

ですが、ボクは担当しているのは金融系システムです。

さらに金融系システムっていろいろ厳しいんですよね。

バグ1つ直すのにも、プログラム改修やテスト以外のいろんな資料を作ったり、お客さんへ説明したりしないといけないんです。

正直、バグ改修自体は2、3日で終わります。

ですが、バグ改修以外の作業も同じぐらい時間が取られる…

なので、1つのバグを処理するのに1週間ぐらいかかるんですよね。

そんな(めんどくさい)状況で商用(本番)環境のバグが12週連続で出ました。

もちろん、通常の開発の作業もあります。

金融系システムではバグは「最優先で対処しろ」と言われます。

なので、通常開発の作業は完全ストップしました。

しかも、そのとき連続で出たバグって10年前とか20年前のバグばっかりだったんですよね。

※金融システムは歴史が長いので、10年、20年前のバグは普通にでます。

ボク入社してないやん!ってバグもあります。

さらに後輩くんなんかは

Aくん

このバグ、混入したの自分が生まれる前っすね。 アハハハ…

って感じってボヤいてました。

※もちろん白目です。

10年も、20年も前の開発で作られたバグって、バグといえるのかって話もあると思います。

ですが、お客さんのえらい人と、ウチの会社のえらい人が直すって決めちゃったので改修はやらないといけません。

ぶっちゃけボク自身もなんか違う気がしてましたが、バグの改修をやってました。

ですが、ホントに大変だったのはこの後なんですよ。

バグがあっても通常開発はスケジュールは待ってくれません。

12週連続でバグが出た結果、12週遅れになった開発プロジェクトがどうなったのか…

やまさん

なかなかの地獄でしたよ。

この記事で12週遅れになった開発がどうなったのか紹介しようかと思ったんですが、長くなっちゃう気しかしません(笑)

なので、また今度ということで…^^;

自分が出したバグでえらい人が何人も集まってくる

自分が出したバグで大炎上…

やまさん

思い出しただけで胃が痛くなりそうです…

ボクが担当しているプロジェクトではバグが出ると、対策本部的なのが会議室にできあがって会社のえらい人たちが集まってきます。

で、その対策本部の会議室とお客さんの会議室をTV会議システムとか、今だとZoomでつなげるんですね。

やまさん

正直なところ、対策本部っていうのは名ばかりで、実際はただの処刑場です

バグ対策本部(処刑場)でお客さんつめられるんですよ。

  • バグの原因は?
  • いつ原因が分かるの?
  • バグによる影響はどれくらい?
  • いつバグが直る?
  • 開発中になぜ試験で発見できなかったの?
  • そもそも試験やってたの?
  • というか早く復旧させろ
  • etc…

ぶっちゃけ、バグの対策本部で話あってても何も進みません。

当たり前ですが、バグは解析しないと原因も対策も分からないですからね。

みんなで全力で解析した方が速いです。

ただ、お客さんとしてはお金払ってるのになんでバグが出るんだー!って感じでめちゃ怒ってるんですよ。

特に金融系のお客さんは品質にシビアな気がします^^;

全員がお客さんの相手をしていると、バグの解析が進みません。

なので、会社のえらい人が”人柱”にしてる間にボクらは解析を進める感じです。

ボクはこの対策本部と現場の中継役をやることが多いんですが、自分が作ったバグだともうホントごめんなさいってなります^^;

対策本部でお客さんにボロカス言われるえらい人たちを見つつ、現場で必死に解析しているエンジニアの人たちの姿を見る。

肩身がせまいというか、もうホント申し訳なさしかないです。

やまさん

マジでごめんなさい

対策本部のえらい人たちはお客さんに謝ったり、今わかっているバグの内容を話しして時間を稼ぎます。

バグを解析する現場のエンジニアたちは実際にプログラム書いた人からまったく無関係の人まで総動員。

中には気になってる人とデートとか、家族と楽しくすごす予定だった人もいます。

「あーこれまた振られたヤツだわー」とか「嫁さんにまた怒られる…」とか聞こえてくるわけですよ。

何も言わずに必死に自分の役割をこなしますが、冷や汗ダバダバで心の中は申し訳なさでいっぱいです。

特に、コードを書いてたプログラマー時代に自分で出したバグはかなり気まずかったですね^^;

もちろん、プロジェクトリーダー(PL)になった後も1、2回ありますよ。

PLになってコードを書くことは少なくなりました。

ですが、ベテランエンジニアさんが書いてくれたコードを一部レビューしたりはします。

なので、自分がマネジメントしてたシステム開発でバグが出ると決まづいですし、特に自分がレビューしたコードの部分でバグが出ると、ホント申し訳なく思います^^;

まとめ:失敗した後が大切。あと人の失敗にも優しくなれたらいいよね

この記事ではやまさんの失敗談を中心にお話しました。

いかがでしたでしょうか。

特に自分が開発した部分でバグが出るのは何回経験しても気まずいですよね^^;

システム開発にはバグはつきものです。

人間が作っている以上、バグはなくなりません。

そして、バグが出るということはバグを作った人がいるということ…

”あすは我が身”ということで、ボクはバグが出たときは人に優しく接するように心がけてます。

ちなみにボクのエンジニア人生で最大の失敗?というか挫折はエンジニアになってからITの才能がないことに気づいたことです^^;

Aくん

致命的や…

エンジニアになる前に気づけよ!って話ですよね^^;

そのときの話をこちらの記事でまとめてみました。

興味がある方は一度見てみてくださいね!

夕日に向かって成功を喜ぶ人

それでは!!

最後に(おまけ)

プロフィール記事やまさん_アイキャッチ

 

ボクは新人の頃、部署内でも有名なポンコツエンジニアでした^^;

 

プログラミングなど、ITに関するスキルが壊滅的だったのです。

 

ですが、今となっては社内で最短昇格を達成し、ボーナスも6回連続最高評価を達成しました。

 

 

こう言うと、なかなかの怪しさですよね(苦笑)

ということで、やまさんのエンジニア人生をプロフィールとしてまとめてみました。

 

ITスキル壊滅だったボクがどうやってエンジニアとしての活路を見つけたのか、気になる人は見てみてくださいね^^

>>やまさんの詳しいプロフィールを見てみる

 

プロフィールを読んでもらえれば察してもらえると思いますが、ボクはITスキル平凡な凡人SE。

めちゃくちゃプログラミングができるなど、特別なITスキルは持っていないです。

 

そのためか、昔は

  • エンジニアになったはいいものの、IT技術に関して興味を持てない…
  • 平凡なITスキルしかもってないのにエンジニアとしてやっていけるのだろうか…
  • IT技術を身につけていくだけでエンジニアとして食べていけるのかな…
  • 移り変わりの早いITの世界で永遠とIT技術の勉強を続けられる自信が…

 

このような悩みを抱えていました。

 

おかげさまで、プロフィールに書いたあるきっかけから↑のような悩みは解決してます。

 

 

ですが、実はバリバリのエンジニアの方でも「ITの勉強しない→エンジニア失格」という空気感にしんどさを感じてる人は多いみたいなんですよ…

 

というのも、「勉強しない→エンジニア失格」の空気感について、こちらの記事でまとめてみたところ、かなり人気なんですよね。

 

このブログの中でも人気の記事なので、気になった方は一度見てみてください^^

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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