こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
実は最近、こんなお悩みをよく聞きます。
未経験や文系からエンジニアなると、周りの技術力の高さにびっくりしてしまうことってありますよね^^;
また、未経験や文系出身のエンジニアでない方からこんな声も聞こえてきたりします。
昔はよかったけど、最近はITの勉強するのがしんどくってついてけないんだよね…
ITの世界は変化が速い世界ですから、知識のアップデートも大変だと思います^^;
この記事ではエンジニアだけど周りについていけないときの対処法について紹介してみようと思います。
やまさんも文系出身エンジニアなので、そのときの話もまじえた体験談もしてみますね。
ぜひ読んでみてください!!
Contents
エンジニアなってすぐは技術の知識でついていけないのは当たり前
最近、エンジニアになったんだけど、全然ついていけなくて…
こんな方、実は多いと思います。
ぶっちゃけると、これって実は当たり前だと思うんですよね^^;
エンジニアは特殊な技能が必要な専門職です。
簡単についてけるなら、専門職って言えなくないですか?
また、プログラミングスクールなどで勉強していてもついていけなくて当たり前だと思います…
勉強と実践は違いますからね^^;
失礼になるかもしれませんが、練習と試合では全然違うってことです。
※プログラミングスクールがどうこう言いたいという話ではなく、学習と仕事では差があるという意味。
簡単にできるようになるなら、お客さんもお金を払ってまでエンジニアに仕事を頼みません。
やらないこと、できないことをやるからビジネスは成立します。
なので、最初はついていけなくて当たり前なんですよ。
なので、もし、エンジニアになって数ヵ月で「ついていけない」と感じているのであれば、全然悩む必要はありません。
エンジニアになって数ヵ月で「ついていけない」は普通ですよ!
逆に、文系/未経験からエンジニアになって、数ヵ月でバリバリ活躍している方がいるならその人は超優秀。
むしろ異常レベルです^^;
周りのエンジニアも半年から長くて2年ぐらいはキャッチアップ期間としてみていると思うので、気にしなくてOKですよ。
※このあたりの期間は何系のエンジニアか、担当する仕事の難易度によって変わってきます。
入社数ヵ月で1人前のエンジニアとしての仕事を期待してくる会社はちょっと危ない(ブ〇ック)かもです。
経験者採用でバリバリのベンチャーなら数ヵ月で1人前としての結果を求められるというのはあるでしょう。ですが、文系、未経験の場合、数ヵ月でキャッチアップして一人前に仕事しろ、というのはムリがあるとボクは思います。
以前は良かったけど、最近、周りのエンジニアについていけなくなってきた場合は要注意
20代の頃はよかったけど、最近周りのエンジニアについていけなくて…
そう感じる方もいるんじゃないでしょうか。
プログラマー35歳定年説なんて言葉もありますからね^^;
ITの世界は変化が速いです。
なので、日々、勉強しないと「技術力」という面ではあっという間についていけなってしまうんですよね。
最近、世の中全体の変化が速くなったと言われてますが、IT業界の速さはトップレベルです。
ボクが新入社員の頃はクラウドが流行ってましたが、数年でスタンダードレベルまで定着しました。
入社して数年たつと「え?まだオンプレなの?」とか、他部署の同僚に言われたほどです。
また、今はプログラミングは人間がやるものとして認識されてますが、ノーコード開発というものも研究されてきてます。
最近AIが流行っているので、AIがプログラミングするっていう世界もあるかもですね。
なので、プログラミングは人間がやるものという常識も少し先の未来に変化するかもしれません。
なお、このあたりの話は次の記事で詳しく解説しているので、興味ある方はこの記事を読み終わった後に読んでみてください。
ここまでいろいろ書きましたが、エンジニアとして技術力で周りについていくには日々の勉強が欠かせません。
まして、技術でトップレベルを狙うには日々のアップデートが必要なので、かなりのモチベーションと努力が必要だとボクは思います。
エンジニアになったはいいものの、まったくついていけなかったやまさんの新人時代
ここまでえらそうにいろいろ書きましたが、やまさんも若手の頃はかなり苦労しました…
ボクは新卒で文系からロクに勉強もせずエンジニアになったので入社してからめちゃ大変でした…
いちお、新人研修でプログラミングをはじめ、ITスキルを勉強しましたが、現場ではボコボコだったんですよね^^;
職場で優しいと言われる先輩から「向いてないね」と直接言われ、協力会社の方からはウザがられる毎日…
同期入社の人からもなぐさめられるのを通り越して、あきれられる始末です。
そんな中でボクは打合せで気配を消すスキルが高まっていくという悪循環…
会社に行くのが正直めちゃくちゃイヤでしたし、休みの日はストレスで14時間ぐらい寝てました。
もちろん、日曜日の夜はサ〇エさん症候群が発動します(これもしかして死語?^^;)
日曜の夜はめちゃ憂鬱で、ストレスのあまりお弁当3つとおにぎり2つとか買って食べてました。
うん、コンビニなのに、1食で2000円超えるぐらいの計算ですねー
ちなみに平日は忙しすぎて1日1食とかの生活だったので、太らなかったのが不幸中の幸いかな…
健康に悪すぎや…
ボクの話が長くなってしまいましたね^^;
いろいろありましたが、ボクも「ついていけなかった派」の人間でした。
ですが、
このまま終わりたくない。
せっかくエンジニアになったんだから何か役に立つことがやりたい。
そう思い、いろいろ考えて行動した結果、偉い人から「アイツはレベル」が違うと評価してもらえるこができました。
そして、今ではPL(プロジェクトリーダー)をやらせてもらっています。
そんなボクが考えた「ついていけない」の解決策について説明していきますね。
ボクの過去について少し語りましたが、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
周りのエンジニアについていけないときの対処方法
やっとお待ちかねの「ついていけない」ときの対処法の紹介です!
エンジニアとしてついていけないと感じたときの対処の方向性は大きく2つしかありません。
- 技術力を磨く
- ITスキル以外のスキルで活躍する
詳しく説明していきますね!
正攻法で技術力を磨く
エンジニアとして技術力でついていけない…
なら、ITの勉強して技術を磨こう!という発想です。
単純明快ですね。
めちゃくちゃ正攻法です。
いや、まあ技術の知識が足りないなら勉強して追いつこうっているのは分かるんだけどさ。
もうちょっとなんかないの?
そうですよね^^;
技術の勉強といっても、闇雲に勉強すればいいというわけではありません。
今、置かれている状況とどういう結果がほしいか考えて勉強する必要があります。
例えば、エンジニアになり立ての方の場合は今の仕事で使っているプログミラング言語などのIT知識をつけるのが最優先でしょう。
流行りの(?)Pythonとかを勉強してもいいんですが、今、直面している仕事にプラスにはならないことも多いと思います。
物事には優先順位がありますからね。
まずは直面している問題に対処する必要があります。
仕事で使っている技術の勉強はすぐに使える知識でしょうし、効果が見えやすいのでモチベーションも維持しやすいんじゃないでしょうか。
エンジニアなったばかりの場合はとにかく基礎的なIT知識を得るのが先決です。
職場の先輩にアドバイスをお願いする感じで質問すれば、オススメの本など学習方法を教えてもらえると思いますよ^^
ポイントは「アドバイスをお願いする感じで質問する」ってとこです。
人間って(負担にならない程度に)教えることが好きな生き物なんですよね。
なので、「どうやったら〇〇さんみたいに詳しくなれますか?いい本あれば教えてもらえませんか?」といった感じでお願いすれば、たいてい教えてもらえます(笑)
急に腹黒くなったね…
秘密ですよ!(笑)
でも、最近、技術の勉強がしんどくなってきて…
以前はモチベーションもあって技術の勉強もしっかりやってきたけど、最近どうも維持が難しい…
そんな人もいるんじゃないでしょうか。
少し休んで勉強を再開する方法もあるんですが、せっかくなので別の方法も紹介してみます。
ITスキル以外のスキルで活躍する
エンジニアはITスキル以外のスキル、つまり非ITスキルを磨きエンジニアとして活躍していく方法もあります。
エンジニアになってしばらく技術の勉強を頑張っていたけど、ある時期ぐらいから勉強に疲れてしまった…
そういう方って、実は多いんじゃないかなとボクは思うんですよね。
エンジニアはITの専門家である一方で、IT以外の能力も必要とされます。
マネジメントスキルや調整能力、リーダーシップなどの能力ですね。
技術力を意識的に伸ばしてるエンジニアはたくさんいますが、非ITスキルを磨いている人はめちゃ少ないのが現状なんですよ^^;
必要とされているのにできる人がいない。
希少性が高いってことですね。
つまり、非ITスキルを磨いて活躍していく方向性はIT人材市場において狙い目だということになります。
「ITスキル以外のスキルで活躍する方法」は次のような方に一度考えてみてほしいエンジニアの戦い方となります。
- 最近、IT技術を勉強するモチベーションの維持が難しく感じる
- エンジニアだけど実は技術に興味を持てない
- エンジニアなったはいいものの、ITのセンスがないことに気づいてしまった
余談:エンジニアはITの勉強に高いモチベーションを持つべきと言う不思議な空気感
「エンジニアはITスキルを磨くことに高いモチベーションを持つべき」
そんな空気を感じますし、実際に感じた方も多いんじゃないでしょうか。
そんな空気感から技術の勉強に対してモチベーションを維持できないことに対して罪悪感のようなものを感じてしまう場合もあるかもしれません。
こちらの記事でも書きましたが、ボクはITの勉強に対してモチベーション維持できないのは仕方のないことだと思います。
人間ってラクしたいようにできてます。
正直、本能レベルの話でしょう。
ラクしたい本能にあらがって技術の勉強を継続するってすごい難しいことだとボクは思うんですよね。
逆に継続している方は素晴らしい。
ぜひ継続していっていただきたいです。
ただ、技術の勉強に疲れた人も、今現在継続している人も一度考えてみてほしいんんですよ。
IT技術は発展は情報革命と言われる時代なので今後何十年も続くでしょう。
エンジニアとして仕事をするのもあと30年以上ある方も多いんじゃないでしょうか。
なんとなくですが、少子高齢化で定年が70歳とか75歳になる気がするので30年、40年見積もっておいたほうが無難だと思います。
それをふまえて一度考えみてほしいんですが…
今の勉強のペース、今後何十年も続けられますか?
YESの方は本物です。
根っからのの技術者。
エンジニアの鏡です。
ただ、「何十年も続けるのは厳しい」「最近勉強できてないなー」って方もいると思うんですよね。
むしろ、みんな言わないだけで勉強するモチベーションを維持できてない人が多数派なんじゃないかなと思います。
ボク、技術の勉強できてません!
「勉強しないエンジニア→悪」という空気感の中、勉強するモチベが無いことを大声で言う人はあまりいませんからね^^;
なので、技術の勉強に対してモチベーションを維持できなくても、「みんな勉強してるのに…」と悩まなくていいんじゃないかと思います。
ホント、目立ってないだけで結構多いと思いますよ。
正直なところ、ウチの会社にも「技術の勉強、最近全然してないなー」って言ってる人結構います。
年代的には早い人だと20代後半ぐらいですかね。
30代中盤以上の人はそんな雰囲気を持った方をかなり見かけます。
周りのエンジニアに技術力でついていけないと感じたときに考えてほしいこと
実のところ、ボクは技術の勉強に挫折した人です。
エンジニアになろうって決意した頃は技術力を武器にエンジニアとして活躍していこうと考えてたんですけどね^^;
ボクが技術の勉強で盛大に挫折したときのことを知りたい場合はこちらの記事をどうぞ^^
技術の勉強に挫折したボクですが、それでも仕事で周りに認められたかったですし、正直なところ、人よりいい給料もほしかったです。
都合のいい話ですよね。
都合がいいと分かっていてもほしかったのです。
なので、ボクはどうすればいいか考え、「ITスキル以外のスキル」で勝負することにしました。
「ITスキル以外の非ITスキル」というのは一言でいうと”ビジネススキル”のことです。
この記事でも少し触れましたが、マネジメントスキルやお客さんとの調整能力、リーダーシップなんかの能力ですね。
分かりやすく名前のついたスキルは本なんかもたくさん出てるので興味ある方は読んでみるのもいいかと思います。
ですが、ここでいうビジネススキルって問題解決のスキルで基礎となるスキルがあるんですよね。
さっと説明すると、次の4つです。
- 仮説思考
仮説を立てて実行、分析を繰り返しブラシュアップしていく思考法 - 論理思考
問題を構成要素に分解し、各要素を関連付けしつつ分析する思考法 - 逆算思考
ゴールを設定し、そこから逆算して優先順位の高い作業からおこなう思考法 - エッセンシャル思考
重要なことだけに集中して作業を行っていく思考
技術力で勝負するのがエンジニアの醍醐味というか正攻法なのかもしれません。
ただ、技術力以外でも勝負できるのがエンジニアという職業なのも事実だと思うんですよね。
もちろん、基礎レベルのIT知識は必要になってくるでしょう。
ですが、「周りのエンジニアに技術でついていけない」からといって、エンジニアをあきらめるのは早いんじゃないかとボクは思うんですよね。
この記事がエンジニアとしてご自身の可能性を見直すきっかけになれば、ボクとしてはとてもうれしく感じます。
まとめ:エンジニアに必要とされている能力は技術力だけではない
この記事で次のようなことを紹介しました。
- エンジニアはプロ。エンジニアになってすぐは技術力でついていけないのは当たり前
- ついていけないときの対処方法は2つ
①:ITの知識をつける
②:ITスキル以外の非ITスキルを磨く - エンジニアには非ITスキルで戦う方法もある。あきらめる前に一度考えてみてほしい。
いかがでしたでしょうか。
なお、この記事で非ITスキル(ビジネススキル)の話をしました。
ボクも非ITスキルを磨いてIT業界をサバイバルしているんですが、実は調べているうちにあることに気づきます。
技術力よりも、ビジネススキルを磨いた方がエンジニア年収が高くなりやすいだと…
非ITのビジネススキルの戦い方ですが、実は年収1000万ぐらいを狙えるんですよね^^
ということで、エンジニアで年収1000万を目指す方法を真剣に考えてみました^^
こちらの記事にまとめてみたので、興味ある方は読んでみてくださいー
それでは!!
エンジニアになったはいいけど、先輩たちに全然ついていけない…