こんにちは!
複数の億規模プロジェクトで
PLやってるやまさんです!
文系出身でほぼIT未経験なんだけど、勉強してうかるかな…
応用情報、難しいですよね…
ボクも文系卒だったこともあり
それなりに努力して
応用情報の資格を取りました^^;
実はやまさん、勉強を始める前に
応用情報の出題傾向分析を
けっこうしました。
というか、ボクは文系卒のITスキル平凡な
凡人SEということもあり、
出題傾向の分析はかなり力を
入れた方なんじゃないかなと…
今回はそんなやまさんが分析した
応用情報技術者の出題傾向を
紹介したいと思います。
知らないと損な応用情報試験の出題傾向も紹介しますよ!
ぜひ読んでみてください!
いちおですが、ボクは資格試験の運営団体や資格スクールをやっているわけではないです。この記事で紹介する出題傾向はwebサイト上の情報やボクの受験経験から出したものですので、ご注意ください。
そのぶん資格スクールなどでは言えないようなこと(外れるとクレームになるから言えないこと)にも切り込んで情報提供します。
Contents
応用情報技術者試験はどんな資格?
ざっくりとした概要
このあたりは受験するなら知ってると
思うので、簡単に…
あ、めんどくさがったな
・・・
・・
・
では気を取り直して(←オイ)
応用情報技術者試験はIPAという団体が
運営しているIT系の資格試験です。
”AP”とも呼ばれていますね。
ちなみに応用情報技術者は”国家資格”。
ITパスポート(IP)や
基本情報技術者試験(FE)の
上位資格となります。
応用情報以上の上位資格もありますが、
IPAが運営している資格試験の中では
応用情報技術者以上の上位資格は
専門分野に特化した内容となります。
全体像はこんな感じ。
応用情報は専門分野に特化する前の
最後のITに関する汎用的な資格領域なので
出題範囲が広いのが特徴となります。
また、全然関係ないですが、
”国家資格”って…
なんかカッコいい!!
そう思いませんか?(←)
やまさんも国家資格だと知って
なぜかテンション上がりました(笑)
どんな人向けの資格?
IT系の仕事をする全分野の人向けの資格です。
今やITの仕事はWeb系、AI、
はたまたVBAを扱う人などいろんな仕事が
ありますよね。
それをすべてカバーする汎用的な資格…
つまり、応用情報はつぶしが効くのが
最大の特徴と言えるのではないでしょうか。
ちなみに他のIT系資格で有名なのは
オラクルマスター、PMP、OSS-DBなど
製品や分野に特化したものが多いです。
合格点と合格率
国家資格の応用情報技術者試験の
合格点と合格率を見てみましょう。
- 合格点
午前問題と午後問題、それぞれで
60%以上正解すると合格です。
午前問題と午後問題の両方で60%以上正解する必要があるのがポイントですね
午前問題は80問なので、48問正解、
午後問題は5テーマあるので、
1テーマあたり、12点正解すれば、合格
ってことになります。
- 合格率(推移)
合格率は試験運営団体IPAの統計資料から
計算した資料を見ると、20~23%ぐらい。
平均的な合格率20%以上というのは重要な数字ですよ!
やまさんの感覚ですが、
合格率が19%以下になると、
かなり難関な資格試験です。
というのも、合格率が19%以下になると
“パレートの法則“が成立しないんですよね。
「全体の8割は重要な2割でできている」という法則。80:20の法則とも言われます。
つまり、合格率が19%以下になると
ポイントおさえて勉強→合格というのが
難しくなるんですよね…
ということで、やまさんは19%以下の
資格試験は受験するのはよく考えた方が
いいんじゃないかなと思います^^;
いったん、ここまでをまとめると…
平均的な合格率が20%以上の応用情報技術者試験はコツをおさえてちゃんと勉強すれば合格可能です!
他のIT系資格と比べた時のいいところ
応用情報技術者の利点は次の2つだと
やまさんは思っています。
- 国家資格である
- 有効期限や失効がない
応用情報技術者の資格は国家資格です。
これって結構すごいことだと思います。
例えば、オ〇クルマスターだと
Or〇cle社がつぶちゃったりすると、
残念ながらそこまでいい資格とは
いえなくなってしまうんじゃないでしょうか。
そういう意味で、日本がなくならない限り有効(国家資格)というのは強いです。
また、有効期限や失効がないのは
結構な利点ですよ!!
応用情報資格試験は1度でも資格を取ってしまえばずっと有効ということです
IT系の資格は実は有効期限2年以内とか
資格維持のために研修受ける必要あり
といったものがあります。
ITの世界はうつり変わりが激しいので
仕方ないのかもしれませんが、
有効期限があるのものは
維持や更新が結構大変なんですよね。
このような点でも1度取得してしまえば、
メンテ不要の応用情報技術者試験は
おすすめです。
文系、未経験エンジニアでも十分合格可能
応用情報技術者試験について
ここまで情報をまとめると、
- いろんなITの分野でつぶしがきく国家資格がメリットが大きい
- 合格率は20~23%でパレートの法則内におさまっている
- 有効期限や失効がなく維持のための作業もない
以上、3点となります。
合格率のとこでも触れましたが、
応用情報技術者試験の合格率は
20~23%ぐらい。
つまり、パレートの法則内に入っています。
ということは、出題傾向を把握して
勉強戦略しっかり立てれば
十分合格可能ってことですね!
ここからやまさんが分析した具体的な出題傾向を紹介していこうと思います
必見!知らないと損する出題傾向
実は簡単?絶対知っておきたい午前問題の出題傾向
応用情報技術者試験の午前問題は
かなり傾向があります。
むしろ、傾向がありすぎるので
出題傾向を知って勉強すれば
ほぼ受かるレベルなんですよね。
午前問題の出題傾向は次の通りです。
- 過去問からの出題が約半分(約40問)
- 直近2回分の過去問からは出題されない
- 過去問からの出題は過去2~7年前の過去問から約70%出題される
- 過去問からの出題は選択肢まで完全一致
- 選択肢はあいうえお順で出題される
※やまさん調べ(参考サイトは以下)
https://www.ap-siken.com/aptoukei.html
いかがでしょうか^^
少し次の2点がややこしいので
解説していきますね。
- 直近2回分の過去問からは出題されない
- 過去問出題は過去2~7年前の過去問から約70%出題される
例えば、平成30年秋の試験を
受けたとします。
このとき、平成29年春と平成30年春の
過去問は出題されません。
この期間の過去問は勉強しても効率が悪いってことですね。
さらに、紹介させていただいた通り、
午前問題のだいたい半分は
過去問から出題される傾向があります。
80問中、だいたい40問は
過去問から出題ってことですね。
平成30年秋試験の場合、
過去問から出題される約40問のうち70%は
平成28年春~平成23年秋の過去問。
つまり、午前問題のうち約28問は
過去問を暗記するだけで得点できる
ってことですね。
この情報は超重要です!
合格するには48問正解する必要があります。
ですが、合格に必要な48問中、28問ぐらいは
過去問やるだけで正解できちゃう
ってことです。
ここで、確率論をまじえた
仮説を立ててみると…
- 合格するには48問正解する必要がある
- 28問は過去問で正解できる
- 全80問のうち28問は正解できるので残りは52問を考える
- 4択問題なので、25%の確率で正解できる
- 52問 × 25%=13問は運で正解可能
- 28問(過去問)+13問(確率)=31問は正解できる
- 48問(合格基準)ー31問(過去問と確率)=17問
- 17問正解できるように勉強すればOK
このような仮説が立つのではないでしょうか。
ちょっと強引かもですが、
こういう仮説を立てるのは大切です。
というのも、仮説を立てないと、
勉強法が正しいか判断できないんですよね。
特に応用情報の場合は過去問や統計情報が
充実しているので、
仮説が正しいかどうか検証しやすいです。
実際やまさんは↑の仮説を元に過去問を
解いてみましたが、
多少の前後はありつつも、
だいたい仮説通りに得点できました。
どんな試験でも仮説を立て
仮説が正しいか検証しながら
勉強することで
合格率をアップさせることができるので
ぜひ覚えておいてくださいね。
まとめると、やまさんが考える
午前問題対策の最大効率勉強法は
- 過去問をベースに勉強する
- 受験しようとしている試験日程から2回前の過去問はやらない
- 受験しようとしている試験日程から3~14回前の過去問は暗記レベルで勉強する
このようになります。
知ってるだけで合格する可能性が
各段に上がる、というか
この情報をもとに勉強すれば
午前試験は突破できると思うので
ぜひ試してみてくださいね!
ポイントは午後問題(過去問教材の回答例に注意!)
応用情報技術者試験のポイントは
午後問題だといえます。
午前問題は↑で説明した最大効率勉強法で攻略できると思います
午後問題は全11テーマから
5テーマ選択して回答しますが、
どのテーマを選択しても
1テーマ12点得点するのがボーダーライン。
テクノロジー系が得意な場合や
マネジメント系やストラテジー系が
得意な場合で、
選択するテーマが変わってくると思います。
なので、午前問の勉強をしながら、
どのテーマを選択するか決めていくのが
効率的な勉強法といえるでしょう。
回答しないテーマの問題をやっても
効率が下がってしまいますからね^^;
5テーマ選択なので、保険をかけて
6テーマか7テーマぐらいを決めて
勉強していくのがおすすめです。
なお、午後問題も過去問をベースに
勉強していくのがおすすめですよ!
受験するときの問題レベルも
過去問の難易度がベースになるよう
問題を作りますからね。
というか、過去問教材を買うと
過去問がたくさんついてくるので
それ以外に手を付ける時間を確保するのは
難しいと思います^^;
ただ、午後問題は教材に注意点があるんですよね…
やまさんも、とある過去問題教材を買って
勉強していたんですが、
なんかこの問題の回答、自信あったのに全然回答例と違う…なんでだ?
そう思いIPAの公式模範解答を
見てみたんですよ。
そうすると…
過去問教材の回答例、IPAの回答、全然違うやないかい!
そんなことがありました^^;
もちろん、IPAが公式なので
IPAの回答例が正しいです。
なぜこんなことになるかというと
出版社によっては解答速報を
出しますよね。
予想ですが、このいそいで作った
解答速報の回答が
そのまま過去問教材なっているためだと
思われます。
ようは急いで作ったので
精度が低いってことですね…
なので、午後問題の回答は
IPA公式の回答例も見るのを
おすすめします。
教材の注意点は分かったけど、午前問題みたいに午後問はこれやっとけばOKみたいなのはないの?
正直なところ、午後問題は
午前問題のような確実に得点アップできる
傾向はありません…
※やまさんは傾向をつかめませんでした…
過去問から、似たようなテーマが
出ている傾向があるんですが、
文章問題ということもあり、
確実性は低くなります。
その代わり…
得点源にしやすい出題テーマやギャンブル要素が高いテーマがあるのでボクが知っている限り紹介しておきますね!
得点源にしやすいテーマ1:データベース
データベースはほぼ出題パターンが
決まっています。
以下の2つです。
- SQLを組み立てる問題
- DBの正規化を問う問題
↑の出題パターンが圧倒的に多いので
効率的に勉強するなら、
ヤマを張ってしまうのもありかと思います。
ただ、せっかく勉強してきてきたのに
ヤマが外れた…(オワタ)
これは悲しすぎますよね^^;
なので、あくまで傾向として
データベース以外のテーマを
選択できるように勉強しておくことを
おすすめします。
得点源にしやすいテーマ2:システム監査
過去問をやってみると分かると思いますが、
システム監査は比較的得点しやすいです。
というのも、システム監査は
覚えることが少ないんですよね。
問題文章を読めば回答できるものが
多いのが特徴です。
でも、たまにめっちゃ難しい問題ない?
ぶっちゃけありますが、得点調整という仕組みがあるはずなので大丈夫な可能性が高いです。
このシステム監査の得点のしやすさですが、
実はめちゃ有名なんですよね^^;
なので、大体の受験者が選択します。
ここで思い出してほしいのは
合格率はだいたい20~23%ということ。
文章問題、かつ記述回答がある試験で
ここまで合格率が定まっているのは
おかしいと思いませんか?
つまり、難しい試験の年は得点調整が
入ってるはずです。
確実なことは試験運営団体の人では
ボクはないので言えませんが、
この得点調整はほぼ確実に入っていると
思われます。
なので、気にせず得点源のテーマとして
選択してしまうのをおすすめします。
ギャンブル要素が高いテーマ:情報システム開発
得点源にしやすいテーマの逆で
ギャンブル要素が高いテーマ。
これが情報システム開発です。
なぜギャンブル要素が高いかというと、
- 午前問題の知識があっても問題文の難易度で回答しづらい場合がある
- 問題が難しくても題材となっているテーマの経験があれば回答できてしまう場合がある
これが情報システム開発の特徴です。
UML、Webシステム系のの問題が
出たりするんですが、問題が難しくても
その分野の知識や工程の経験があれば
すっと回答できてしまう場合が
あるんですよね^^;
なので、人によって得点が安定せず、
また実際の試験でも得点調整が入るか
微妙なテーマとなります。
情報システム開発のテーマを選択する場合、
難しいと感じたときのために、
別テーマを選択できるように
勉強しておくのがよいでしょう。
ところで応用情報の資格を取る目的は、はっきりしてますか?
ここまで説明してきてアレなんですが、
応用情報の資格を取る目的は
はっきりしてますか?
- 年収アップのため
- 開発で身につけた知識を体系化するため
- 転職に有利な気がするため
- 昇格に必要なため
- etc
いろいろあるかと思いますが、
資格を取ることそのものが
目的ではないと思います。
仮に、年収アップを狙った資格取得の場合
実はIT系の資格を取っても年収アップに
つながるとは限らないんですよね…
せっかく頑張って勉強をするなら目的達成につながるようにしたいですよね。
そのあたりのことを次の記事で
紹介しているのでぜひ読んでみてください!
まとめ:午前問題は突破可能、午後問題対策が合格のポイント
この記事では次のようなことを
紹介しました。
- 応用情報技術者試験は国家資格、かつ1度取得すれば失効がないおすすめ資格
- 合格率からパレートの法則が成立!ポイントをおさえて勉強すれば合格できる
- 午前問対策は過去問で!おすすめの最大効率勉強法で突破可能
- 午後問対策が合格のカギ。勉強テーマを決めて取り組もう
いかがでしたでしょうか。
かなり合格に近づいたんじゃないかなと
思います^^
なお、実はやまさんが実際に実践した
勉強法も紹介しようと思ったんですが、
めちゃくちゃ長くなってしまいそうなのでこの記事では省略しました。
※書きました!
この記事の末尾からどうぞ!
めんどくさかっただけじゃないの?
ち、ち、ち、違いますよ!(←)
ということで、実際にやまさんが
実践した勉強法を知りたい場合は
Twitterやコメント欄で
「勉強法知りたい!(はやく書け!)」
って教えていただけるとうれしいです^^
Twitterだと文字制限の関係で
紹介しきれなさそうなので
記事にして紹介したいと思いますー
やまさんのTwitterはこちら。
あ、ついでにフォローしてもらえると
泣いて喜びます(笑)
>>追記
うれしいことにリクエストいただけたので
勉強法の記事も書いてみました!
思いがけず、
1万文字の超大作になってしまいましたが、
その分、やまさんの”超具体的な勉強法”を
紹介できていると思うので
ぜひ読んでみてくださいー
それでは!
IT系の資格で応用情報技術者を取ろうとしてるんだけど、どう勉強したらいいかな…