こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
努力してIT技術の勉強もしてるのに年収がなかなか上がらない。
源泉徴収や毎月の給与明細を見てそう感じることがあるのではないでしょうか。
ただ、実はエンジニアとして年収や給料を上げる方法って、ITスキルの向上だけではないんですよね。
技術力の向上はエンジニアとして王道かもしれませんが、それだけではないってことです。
この記事ではエンジニアとしての給料の上げ方を紹介してみようと思います。
- 仕事量や難易度のわりに給料が低いと感じる
- プライベートでも勉強してるのに、年収上がらない
- 今より給料もらいたいけど、どうしたらいいかイマイチ分からない
そう感じている人は一度見てみてもらえるといいかもです^^
Contents
エンジニア年収を上げる2つのポイント
エンジニアとしての年収を上げるには大きく2つの方向性があります。
- ITスキルをメインに戦っていくのか
- IT以外のスキルをメインに戦っていくのか
どちらをメイン武器として戦っていくのか、これを決めておくのはとても重要なんですよね。
なぜかというと、「ITスキルで戦うのか」「IT以外のスキルで戦うのか」でエンジニアとしての年収を上がりやすさやにかなりの違いが出るからです。
どちらの戦略を取るかで今後の立ち回りがかなり変わってくるってことですね。
ここから2つの方向性について詳しく説明していきますね!
エンジニア年収の上げ方:ITスキルを武器に戦う場合
エンジニアとして年収の上げる方法の1つ目はITスキルを磨いていく方法です。
ITスキルを武器に戦う方法ですね。
これは分かりやすいでしょう。
王道の方法ともいえるんじゃないでしょうか。
ITスキルを武器にする戦略では最新のIT技術や会社で重要視されている技術を磨くことで、自分の市場価値を上げていくのがメインの立ち回り方になります。
ただ、ITスキルを武器にエンジニアとして年収を上げていく戦略はかなり厳しい道になるんですよね…
ITスキルを武器に戦うエンジニアの平均年収
ITスキルを武器にするエンジニアの主なキャリアとしてはプログラマー、システムエンジニア職につくことになります。
ただ、プログラマー、システムエンジニアの平均年収ってご存じでしょうか。
調べたところ、次のようになっていました。
NO | SEの職種 | 平均年収 |
1 | プログラマー | 約430万 |
2 | システムエンジニア | 約569万 |
引用①:https://www.geekjob.jp/jobchange/career/salary_pg/#430
引用②: https://career-picks.com/average-salary/se-nennsyuu/
一方で日本人の平均年収は次の通りです。
1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は465万円
国税庁:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan1998/menu/03.htm
プログラマーやシステムエンジニアは専門職です。
ITの専門知識を扱いますからね。
一人前のプログラマーやシステムエンジニアとして活躍するには”相応の努力と経験”が必要です。
ここでいう「相応の努力」には自主的な勉強も含まれている場合があるでしょう。
プライベートの時間を犠牲にして技術力を身につけるために勉強しているってことですね。
これらの情報から厳しい現実が見えてくるのではないでしょうか。
つまり、どういうことかというと…
仕事終わりの疲れた体にムチ打って勉強しても、
ゆっくりしたい休日を犠牲にして勉強しても、
友人や家族とすごす楽しい時間を我慢して勉強しても、
大半のプログラマーやシステムエンジニアは日本の平均年収より少し上ぐらいの給料しかもらえないってことですね…
特にプログラマーは最近とても注目されている職です。
ですが、実態はプライベートの大切な時間を費やして勉強にはげんでも、大半のプログラマーは日本の平均年収に届かないお給料しかもらえないんですよね…
これはさすがにつらいものがあるんじゃないでしょうか。
実際、プログラマーやエンジニアの年収(報酬)についてはSNS等でもいろいろ言われてるんですよ。
IT業界のピラミッド的な業界構造が悪いとか
日本はエンジニアに対する尊敬が足りないとか
ホントいろいろですね…
ですが、プログラマーやシステムエンジニアが専門職にも関わらず、日本の平均年収近くになっていたり、まして平均年収よりも低くなっているのには、はっきりとした理由があります。
ITスキルを武器にする戦い方はライバルが多い
プログラマーやシステムエンジニアはITという特別な知識が必要な専門職です。
にも、関わらず、平均年収は日本の平均年収付近。
プログラマーに関しては平均年収を下回っています。
なぜ、こんな状況になってしまったのでしょうか。
答えはとてもはっきりしています。
単純にITスキルを武器にする戦い方はライバルが多すぎるんですよね。
最近見たことありませんか?
- プログラミングスクール広告
- 未経験からエンジニアになりました!というSNSの投稿
さらに、今はスクールのようにお金を使わなくても、web上の情報でプログラミングなどのITスキルは勉強できてしまいます。
世の中的にプログラミングなどのITスキルを身につけ働く方法がかなり注目を浴びているってことですね。
結果、どうなったのか…
プログラマーなどのITエンジニアを目指す人や実際にプログラマーとして働く人が急増しました。
ここで年収、給料の話に戻りますが、年収や給料はどうやって決まるかご存じでしょうか。
究極的に年収や給料は需要と供給の関係で決まります。
プログラマーが急増した結果、プログラマーの需要に対して供給が大きすぎるんですよ。
つまり、プログラマーの人を雇いたい(需要)に対して、プログラマーとして仕事をしたい人の数(供給)が大きすぎるってことです。
需要に対して供給が大きすぎると、どうなるのか。
プログラマーなどの人たちの給料が下がります。
これは当然の流れなんですよね。
プログラマーの人たちもお金を稼いで食べていかないといけません。
なので、報酬(給料)が低くても仕事を受けてしまいます。
これが世の中全体で発生してプログラマーという職の平均年収が下がるって流れですね。
ただ、まあ平均を大きくこえる年収をもらうこともできないわけではありません。
平均はあくまで”平均”ですからね。
多い人もいれば、少ない人もいることになります。
ですが、ITスキルを武器にエンジニアとして年収を上げていく戦略はかなり厳しいと言わざるおえないんですよね…
ITスキルを武器にする戦い方で年収を上げるたった1つの方法
プログラマーとかの平均年収はたしかに低いかもだけど、SNSを見てるとITスキルを身につけて年収1000万以上稼いでいる人も見かけるよ?
そうですね^^;
実際、IT技術を磨いて年収1000万、もっと稼いでいる人たちもいるのは事実でしょう。
ですが、これには注意点があります。
ITスキルを武器にする戦い方の注意点は「引退するまでITの勉強を必死に続ける必要がある」という点です。
ITスキルを武器に高い年収をもらえる理由も先ほどお話した「需要と供給の関係」で説明できますよ。
現在、ITスキルを武器にする戦略で高い年収をもらっている人は次にあげる特徴を持っています。
- 最新、かつ需要が高い技術を習得している
- 需要あるIT技術で他者よりも圧倒的な知識や経験を持っている
最新のIT技術は歴史が浅いのでその技術に関する知識をもっている人は少ないでしょう。
他のエンジニアよりも、圧倒的な知識や経験を持っている人も全体のほんの一部ですよね。
つまり、ITスキルで高い年収をもらっている人は”ITスキル”という点で供給の少ない場を探し出してるっていうことです。
じゃあ、年収UPにはITスキルは大切なんだね!
たしかにITスキルを磨くことで年収UPすることは可能です。
ですが、それを維持するのはかなり難しいんですよね…
ITの世界はうつり変わりがめちゃくちゃ速いです。
そんな中でITスキルで戦っていくということはトップレベルの技術力をずっと維持するための勉強がかかせません。
技術の勉強をやめれば、今まで習得した技術はすぐに時代遅れになってしまうからです…
なので、ITスキルを武器に高い年収をもらっている人は毎日ITの勉強するがたまらなく楽しいなど、自然とITの勉強を努力と感じないような人たちになってきます。
ITスキルを武器に戦っていくということはそういったトップレベルのエンジニアたちの中で勝っていかないといけないんですよね。
相応の努力が必要になることは間違いないでしょう。
エンジニア年収の上げ方:IT以外のスキルで戦う場合
エンジニアとしての年収の上げるもう1つの方法も紹介しておきますね。
もう1つの年収の上げる方法とはIT以外のスキルを武器に戦う戦略(方法)です。
実はIT業界において、ITスキルで戦う方法をよりも、「IT以外のスキルを武器に戦う戦略」の方が年収を上げる難易度は低いんですよ。
こちらも詳しく説明していきますね!
ITスキルを武器に戦うエンジニアの平均年収
IT以外のスキルっていうけど、実際どれぐらいの年収になるの?
こちらは実際に例を紹介した方が話がはやいと思います^^
IT以外のスキルで戦うエンジニアの主なキャリアはプロジェクトマネージャー、ITコンサルタントといったものが主流となります。
具体的な平均年収は次の通りですね。
NO | SEの職種 | 平均年収 |
1 | プログラマー | 約430万 |
2 | システムエンジニア | 約569万 |
3 | プロジェクトマネージャー | 約891.5万 |
4 | ITコンサルタント | 約928.5万 |
引用②:https://career-picks.com/average-salary/se-nennsyuu/
引用③: https://www.bigdata-navi.com/aidrops/2731/
引用④: https://www.movin.co.jp/it/about_itconsultant/salary.html
ここでもう1度、日本の平均年収と比較してみてみましょう。
1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は465万円
国税庁:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan1998/menu/03.htm
プログラマーやシステムエンジニア職と違って、プロマネやITコンサルは日本の平均年収の約2倍の年収になってますね
「平均年収」なので、プロマネやITコンサルの場合、頑張れば年収1000万も夢じゃない数字ではないでしょうか^^
では、なぜプロマネやITコンサルの年収はこれほど高いのでしょうか。
これも「需要と供給の関係」からばっちり説明できるんです。
IT以外のスキルを身につけたエンジニアは少ない
なぜプロマネやITコンサルの年収は高いのでしょうか。
答えは単純で、プロマネやITコンサルの平均年収が高いのは数が圧倒的に少ないからです。
根本的にはプログラマーの年収が専門職なのに低い理由と同じですよね。
結局、年収(給料)は需要と供給の関係で決まるんですよ。
プロマネやITコンサルの仕事をこなすにはIT以外のスキルが必要になります。
その「プロマネやITコンサルに必要なIT以外のスキル」を持った人が圧倒的に少ないんですよね。
つまり、プロマネやITコンサルを求める人(需要)はめちゃ高いのに、プロマネやITコンサルができる人(供給)は少ない。
これが今のIT業界の状況です。
ライバルが少ない、つまり競争相手が少ないと、そこでの競争は自然と生き残りやすく勝ちやすくなります。
試験などに例えると分かりやすいでしょうか。
合格者10人という枠に、1.000人応募したら、合格するのは100人に1人。
合格率1%です。
一方、合格者10人という枠に、20人しか応募がなかったら?
2人に1人は合格できるので、合格率は50%ということになります。
極端な例かもしれませんが、これと同じようなことがIT業界ではおこっているんです。
- 目指す人が増え平均年収も低くなっているITスキルが武器のプログラマーやシステムエンジニア職
- 競争相手が少なく、平均年収も高くて年収1000万円も夢じゃないIT以外のスキルで戦うプロマネやITコンサルの職
IT業界にいる1人として、あなたはどちらをメインの武器に選びますか?
もちろん、ITスキルで戦うというのも1つの手段かと思います。
ですが、IT以外のスキルで戦うという戦略もあることを頭の片隅に置いておいても損は無いのではないでしょうか。
まとめ:エンジニア年収を上げ方のポイント→市場価値が高いスキルに着目するのが近道
この記事では次のようなことを紹介しました。
- エンジニアとしての年収の上げ方は2つ
- 1つ目はITスキルを磨いて年収アップを狙う方法
- 2つ目はIT以外のスキルを身につけて年収アップを狙う方法
- 実はIT以外のスキルで戦った方が競争が少なく年収が上がりやすい
せっかく働くなら給料はたくさんもらいたいよね、そうボクは思うので今回の記事を書いてみました。
平均年収とかは分かったけど、IT以外のスキルを磨いて本当に年収上がった人いるの?
そうですよね^^;
ITという業界で、IT以外のスキルで戦う方法はまだまだ一般的な戦略ではないと感じます…
ということで、実例としてこちらの記事でボクが実際に ”IT以外のスキルで戦う戦略”を使って、社内で最短最速昇格を勝ち取り、ボーナス評価も6回連続Sランクを取れた理由を書いてみました。
”IT以外のスキルで戦う戦略” をどう使えばいいのかの参考になればうれしいです^^
興味のある方はぜひ読んでみてください^^
それでは!!
仕事頑張っているのに給料これだけか…