こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
突然ですが、この前「エンジニアはプライベートも含めて勉強し続けないといけない」という意見をSNSで見かけました。
この意見について賛否両論あると思います。
ですが、正直なところ、ボクは半分正しくて、半分ウソだと思うんですよね。
エンジニアとして何を武器に戦っていくのかによるんじゃないかなーと…
実際にボクはこれといったITスキルがあるわけではありません。
むしろ、文系からエンジニアになってなかなかに苦労した方だと思います…
さらにいうと、技術力に関していえば今でも平均かそれ以下レベルしか持ってないんですよね^^;
それでも、エンジニアを10年以上続けてますし、いろんなプロジェクトから声をかけてもらえます。
社内で最短最速で出世もし給料も増えました。
もちろん、技術力が高い方がいいとは思いますよ。
でもエンジニアってITスキルで戦っていくだけがすべてではないと思うんですよね。
ということで、今回は「エンジニアはプライベートも含めて勉強し続けないといけないのか」っていうテーマで記事を書いてみたいと思います^^
この記事は次のような方に一度読んでみてほしい記事です。
- 周りのエンジニアの技術力が高くてやっていけるか不安に感じる
- 正直、休日はIT技術の勉強より趣味や友人、家族を優先したい
- 以前は休日もITスキルを勉強していきたけど、これからも継続できるか自信がない
- ぶっちゃけ、IT技術にそこまで興味を持てない
気になった方はぜひ読んでみてくださいね!!^^
Contents
エンジニアなのに勉強しない→エンジニア失格と言われる理由
そもそもなぜ「勉強しないエンジニアはエンジニア失格」と言われるのでしょうか。
答えは単純で、「ITの世界は変化が速いから」ですね。
IT業界の変化の速さは誰も疑いようのない事実だと思います。
「数年前まで注目されていた技術だったけど、今では見向きもされない」
悲しいですが、ITの世界ではよくある話ですよね。
変化の速いITの世界で技術力を武器に食べていこうとすると、速い変化についていくのは必要不可欠です。
数年で廃れてしまう技術というのはちょっと極端な例かもしれませんが、IT業界では時間が経って廃れてしまった技術というのはかなりあります。
例えば、1980年代、COBOL(コボル)という言語がめちゃはやりました。
今でも金融系だと、COBOLという言語を使っているところもあります。
ですが、今ではCOBOLの開発はかなり減ってきてるんですよね。
え? COBOLって何?
そんなエンジニアの方もいるんじゃないかなー^^;
というか、こないだウチに入った新人エンジニアはまさしくこんな感じでした。
まあ、そうなるのも仕方のないんですけどね…
COBOLは基本情報技術者試験の午後試験からも問題として消えてしまったぐらいですから…
その他にも、アセンブリ言語というものがあるんですが、こっちはもっとマイナーなんじゃないかなと思います^^;
※アセンブリ言語も金融システムをはじめレガシーと呼ばれるシステムではまだ現役で動いています。
何が言いたいかと言うと、ITの世界では技術力を武器にメシを食べていくには、どこかで勉強しなおさないとかなり厳しいってことです。
IT企業にとって、システムも結局、商品(売り物)ですからね^^;
需要と供給のバランスが崩れちゃうと、売れなくなっちゃいます。
つまり、技術力を武器にエンジニアとして戦っていくなら、市場から求められる技術を身につけましょうってことですね。
これが「エンジニアは勉強を継続すべき」と言われる理由です。
エンジニアは勉強し続けないといけないという空気感
技術で食べていくには市場から求められる技術を身につけ続ける必要がある、という話をました。
たしかに市場が必要としているスキルを身につけるべきなのは事実なんですが、
そこから
- 勉強しないエンジニアは失格だ
- エンジニアなのに勉強しないとかありえない
そんな空気感を感じます。
ただ、ボクは「勉強しないエンジニア=悪」というのは違うんじゃないかな、と思うんですよ。
正直、毎日、ITの勉強してたり、技術の勉強が楽しくてたまらないって人はトップレベルのITスキルをもつエンジニアたちです。
もちろん、好きでやってるならそれは素晴らしいし、どんどん継続すべきだと思います。
ですが、好きでないなら”それなり”でもいいんじゃないかなと…
つまり、「仕事で必要になったときに勉強する」ぐらいでボクはいいと思うんですよね。
だって…
やっぱり人生楽しみたいじゃないですか。
エンジニアでも勉強し続けるのはしんどいよね…だって人間だもの
一部で「勉強しないエンジニアは悪だ」といった雰囲気を感じますが、ボクは悪だと思いません。
- 勉強する時間を友達と遊ぶ時間に使いたい
- 勉強する時間を大切な人と一緒にすごす時間に使いたい
- 勉強する時間をゆっくり休む時間にしたい
こんな風に思うのって人間だったら当たり前だと思うんですよね。
もちろんボクもそう思ってます。
そんな中、ITの世界はとんでもないスピードで発展し続けています。
”情報革命”と言われるぐらいなので、ITの発展はボクらの寿命より長く続くでしょう。
つまり、ITの勉強に終わりはないと理解しておく方がいいと思うんですよ。
40歳になったら勉強しなくても大丈夫なんてことにはならないってことですね。
なので、ボクはITの勉強が好きではないのに技術力を武器にエンジニアとして戦っていくはオススメしません。
でも、エンジニアって技術力がないと食べていけないんじゃないの?
そう思いますよね^^;
たしかに、エンジニアはITの専門家。
最低限のIT知識が必要になるのは事実でしょう。
ですが、トップレベルのIT技術を身につけなくても、エンジニアとして生き残っていく方法はあります。
ITの勉強が好きになれないエンジニアの戦い方
結論から言うと、IT技術の勉強が好きになれないエンジニアの戦い方はビジネスの知識を武器にする戦略になります。
ビジネスの知識? なんか怪しくない?
まあ…そうですよね^^;
突然そんなこと言われても…ってなると思います。
言い換えると、”ビジネスの知識”というのは、ITシステムを使う側の視点から見た知識や経験をさします。
「”ビジネスの知識”を武器にする戦略」をあえて言いかえると、システム開発の仕様を決める部分やマネジメント部分を狙って生き残りましょう、といった戦略ですね。
例をあげると、”ビジネスの知識”というのは大きく次のような知識です。
- お客さん業務や経営の知識
- お客さんからニーズを探るヒアリング能力
- ヒアリング結果とお客さん業務や経営状況からシステム開発方針を決めていくスキル
- 開発段階に入ってからのプロジェクトマネジメントスキル
- etc…
システム開発ではこのような知識やスキルは必ず必要になります。
むしろ、システム開発のプロジェクトで出てくる問題は先ほど紹介したようなビジネスの知識不足で発生するものが大半なんですよ。
実際に、ボクが若手エンジニアだったころ、プロジェクトで次のような問題に直面しました。
- リリース直前でお客さんから仕様変更が発生
- お客さんが仕様を決めてくれなくて作業が進まない
- xx機能の担当チームと調整がうまくいかなくて開発作業に手をつけられない
実際のプロジェクトだと、よくある話ではないでしょうか。
こういった問題が発生すると、スケジュールが遅延してしまいます。
遅延した結果はというと…
毎日終電帰り
徹夜で作業して作業時間を増やす
休日も出勤してなんとか巻き返す
もうこうなってしまうと、炎上プロジェクトです^^;
でも、実はビジネスの知識があるとこういった問題は事前に防げるんですよ。
例えば、先ほどあげた問題を解決策の一例として次のような方向性はいかがでしょうか。
「リリース直前でお客さんから仕様変更が発生」する原因はお客さんの業務や経営方針とシステム仕様があってないためです。
なので、要件定義からお客さんの業務や経営方針を理解していれば、お客さんの業務にあった仕様をお客さんに提案できるでしょう。
「お客さんが仕様を決めてくれない」なら、こちらから、システムのあるべき姿を語ってそれに応じた仕様を提案すればお客さんも判断しやすいでしょう。
「担当チームと調整がうまくいかない」なら、会社として方針をはっきりさせて最悪、権限を持つえらい人を使って協力を引き出せるでしょう。
このように”ビジネスの知識”をもってシステム開発を進めることができれば、プロジェクトであなたの存在感は大きくかわってきます。
「あの人がいれば助かる」というレベルではありません。
「あなたがいないと困る」
あなたはプロジェクトにおいて、なくてはならない存在になっていきます。
それだけでなく、”ビジネスの知識”を活用すれば問題を事前に防ぐことができるということは急な追加作業が発生しづらくなるんですよ。
なので、「友達と遊ぶ時間」や「大切な人と一緒にすごす時間」、「ゆっくり休む時間」もしっかりと確保することができるってことですね。
さらにいうと、システム開発のプロジェクトにおける問題解決の能力はITスキルの高い/低いに左右されません。
なぜなら、先ほど紹介したような「プロジェクトでよく発生する問題」って、IT技術と関係ないものが大半だからです。
もう一度、プロジェクトよく発生する問題の例をのせておきますね。
- リリース直前でお客さんから仕様変更が発生
- お客さんが仕様を決めてくれなくてスケジュールが遅れる
- xx機能の担当チームと調整がうまくいかなくて開発が遅れぎみ
気づかれましたか?
これらの問題ってIT技術の高い/低いに関係あるものでしょうか。
そうなんです。
プロジェクトでよくある問題ってITスキルとまったく関係ないんですよね。
なので、スーパーエンジニアと呼ばれるほどの技術力に優れたエンジニアがいたとしても、これらの問題はシステム開発では発生しうる問題なんですよ。
逆に言うと、ITスキルが平凡でも、先ほど、紹介したように”ビジネスの知識”があればITの力ではどうにもできない問題を解決していくことができるんです。
まとめると、プロジェクトで発生するよくある問題は次の特徴を持っています。
- IT技術と関係がない問題が大半
- いつも似たような理由で問題になる
ということは、ビジネスの知識(問題解決のために必要な知識)は一度身につけてしまうと使いまわしがきくってことになるんですよね。
ここまでの話からエンジニアの武器は大きく2つあります。
- 日々、最新化が必要なIT技術
- 一度習得すればいろんな場面で使えるビジネスの知識
あなたはどちらで戦っていきますか?
ボクは将来ラクするためにもビジネスの知識で戦っていく方法を選択するのがいいんじゃないかなって思います。
まとめ:エンジニアだからといってITスキルで戦うのがすべてではない
この記事では次のようなことを紹介しました。
- IT業界は変化のはやい業界。ITスキルで食べていくなら継続的に勉強が必要。
- 急成長するIT業界についてくために、エンジニアは勉強しないといけない空気感が出ている
- ただ人間ラクしたい生き物なので勉強したくないと感じるのは自然なこと
- 変化の少ないビジネスの知識(問題解決力)を武器にして戦っていく方法もある
いかがでしたでしょうか。
この記事では「エンジニアはビジネスの知識(問題解決力)で戦っていくこともできるよ」ということをお伝えしました。
といっても、「ビジネスの知識(問題解決力)ってなんか難しそう…」 そう思った人もいるんじゃないでしょうか。
そう思いますよね^^;
ボクもビジネスの知識なんて難しい言葉を使っちゃいましたが、ビジネスの知識を武器にする戦略は複雑で難しい知識が必要になるわけではありません。
ポイントはモノの見方なんですよね。
視点や考え方を知ってるか、知らないかだけの話ってことです。
といっても、いきなり考え方を変えるのは難しいです^^;
当たり前ですが、変えろと言われて変えられるなら苦労はしません。
何かきっかけのようなものが必要になるのは事実でしょう。
実のところ、最近、webを徘徊していたらビジネス視点のモノの見方や考え方を紹介している良い動画を見つけたのでここで紹介してみようと思います。
今回紹介する動画はもともとは副業とかやる初心者さん向けの無料動画です。
ですが、ボク自身いろんな本や動画を見る中で、ビジネスの知識はビジネスをやる人向けの動画から情報収集しちゃうのが手っ取り早いって結論に至りました(笑)
さらに”初心者向け動画”なので分かりやすく解説されているのもうれしいところかなーと思います^^
いつ終わるか分かりませんが、今は動画視聴の無料キャンペーンやってるみたいなので、興味ある方は早めにこちらからどうぞ^^
LINE or メールアドレスを登録したら動画視聴用のURLが送られてくるので、そちらから動画を見ることができます。
最後に…ITの勉強に限界を感じる人へ
ずばっと言ってしまいますが、ここまで読んでくれたあなたはエンジニアとしてITスキルを磨いていくことになんらかの限界を感じているのではないでしょうか。
正直なところ、今回紹介した動画はそういった技術力に限界を感じている人に一度見てみてほしい動画なんですよね。
ぶっちゃけると、つよつよなITスキルとこれからもIT技術の勉強を続ける自信を持った才能ある方はこの動画見る時間で技術書を読んだ方がいいと思います^^;
でも、もし、次のようなことにあてはまり「ちょっと気になるかも」って感じている場合、今回の動画は一度見てみるのがオススメです。
- 周りの技術レベルが高すぎて今後エンジニアとしてやっていけるか不安
- 正直、休日はIT技術の勉強より趣味や友人、家族との時間を優先したい
- 技術書や動画でITの勉強をしてきたけど、今後も何十年も継続できるか自信がなくなってきた
- エンジニアとして働くうちにITの才能がないことに気づいてしまった
- ぶっちゃけ、IT技術にそこまで興味を持てない
技術力という道だけがエンジニアの戦い方ではない
”ビジネスの知識”を武器にエンジニアとして戦っていく方法もある
この動画でそんな世界を知ってほしいなーって思うんですよね^^
期間限定で今なら無料で見れるみたいなので気になったら見てみてください。
繰り返しになりますが、LINE or メールアドレスを登録したら動画視聴用のURLが送られてくるので、そちらから動画を見ることができます。
もちろん無料キャンペーン中に登録すれば、動画は無料で見れます。
登録したからっといてお金払わされるようなやつではないのはボクが登録して確認済です^^
ただ、逆にいうと、無料キャンペーンが終わると見れなくなってしまうかもなので、動画が気になった人はこの記事を読んだ勢いで登録だけでも先にしておいた方がいいかもですね。
LINEも気に入らなければ、すぐにブロックできるので安心してください。
ITスキルで悩んでいる人にとって、良い変化があればうれしいです。
それでは!!