こんにちは!
複数の億規模プロジェクトでPLやってるやまさんです!
突然ですが、エンジニアって残業長い、激務など、いろいろよくないウワサを聞きませんか?
一方で1ヵ月で残業10時間以上したことないや残業ゼロという方も見かけます。
ということで、この記事ではPLをやってるやまさんがSEの労働時間や残業時間を統計データも合わせて紹介してみます。
PLやってるやまさんの残業時間や設計などシステムエンジニアの仕事をやっていた頃の残業時間も暴露してみますよ!
ぜひ読んでみてください!
Contents
エンジニアは激務(長時間労働)なのか?
IT業界は激務
そう言われることが多いですが、本当なのでしょうか。
たしかに一時的に忙しくなったり、ブラ〇クな職場もあるとは思います。
ただ、そんな職場ばかりだと、政府が規制に動き出したり統計情報で傾向が見えるはずですよね。
ということで、今回はエンジニアの労働時間や残業時間を統計データと個別データで紹介していこうと思います^^
なお、”個別データ”はシステムエンジニアやPLを経験してきたやまさんの実際の労働時間や残業時間で公開していきますよ!(笑)
統計情報で見るエンジニアの労働時間→そこまで激務ではなさそう
エンジニアの労働時間を調べるために、お役所(政府)が出している統計情報を探してみました。
なかなかいいデータが見つからなかったのですが、こんなのを発見。
”賃金構造基本統計調査”
タイトル的には本来の趣旨からちょっとズレますが、中身をのぞいてみたところ…
労働時間のデータありました!
次のような表で統計情報がExcelで一覧化されています。
ちょっと見ずらいのまとめてみると、次のような結果でした。
- 企業規模10人以上の場合
所定内実労働時間:160時間
超過実労働時間:17時間 - 企業規模1000人以上の場合
所定内実労働時間:156時間
超過実労働時間:21時間
引用:平成29年賃金構造基本統計調査
URL:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098985&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Atclass3%3Acycle&tclass4val=0
”所定内実労働時間”はいわゆる残業じゃない労働時間
つまり定時時間のことでしょう。
”超過実労働時間”は残業時間のことですね。
1ヵ月で4週間、土曜と日曜をお休みだとすると、1ヵ月あたり勤務日数は20日ぐらいになるはずです。
残業時間が月あたり20時間だとすると、平均で1日、1時間残業することになりますね。
意外にまともなだなー
たしかにSNS等で言われているような悲惨状態じゃないのはいいことですよね!
SNSなどでは過労死レベルの労働時間が叫ばれてますが、統計情報はそうでもないみたいです。
ネットやSNS界隈では極端な例が目立ちやすいですからね^^;
ということで、統計的なデータではシステムエンジニアはホワイトな感じの職に見えます。
次にお待ちかね(?)のやまさんの労働時間を見ていきましょう!
個人データで見るエンジニアの労働時間→忙しい/ヒマの差が激しい
ではお待ちかね(?)のやまさんの労働時間と残業時間について発表です!!
ボクはシステムエンジニアになってからプロジェクトリーダー(PL)になってます。
せっかくなので、今回はやまさんのシステムエンジニア時代とPLになってからの労働時間、残業時間両方をお伝えしていきますよ!^^
システムエンジニア時代のやまさんの労働時間と残業時間
まずはやまさんがシステムエンジニア職で働いていたときの労働時間と残業時間を紹介していきたいと思います!
つまりPLになる前の労働時間と残業時間ですね。
データとしては入社から4年目、仕事に慣れて戦力と呼ばれる頃のデータです。
ではどうぞ!
- 年間平均の月あたり労働時間
平均労働時間:約166時間
平均残業時間:約35時間 - 忙しい時期の月
労働時間:210時間
残業時間:60時間 - ヒマな時期の月
労働時間:130時間
残業時間:13時間
自分で言うのもアレですが、めちゃ差がありますね…
忙しい時期はとことん忙しいですが、ヒマな時期はめちゃヒマです(笑)
忙しい時期は毎日終電なんてことも全然ありますね^^;
ヒマな時期は夏休みなどの長期休暇を取得し出社日も少なくなるので、労働時間も小さくなる傾向があります。
ボクが勤めてる会社は(自称)ホワイトな会社なので休みの取り方は割と融通がききます。
まあ制度上はですけど…^^;
ボク自身がメリハリをつけた働き方が好き、ということもありますが、忙しい時期とヒマな時期の差が激しいのはシステムエンジニアの特徴といえるでしょう。
プロジェクトリーダーになってからのやまさんの労働時間と残業時間
さてさて、続いてやまさんがプロジェクトリーダー(PL)になってからの労働時間と残業時間を公表してみようと思います。
ちなみにボクはPLやりだしてから裁量労働制になりました。
残業代含めて1ヵ月の給料が決まっているやつですね。
ただ、頑張ったらボーナスが上がるっていう感じで会社は社員のモチベーションを維持しようとしてます。
調べてて分かったんですが、プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)の労働時間と残業時間を公表している人って実は少ないんですよね^^;
ということで、今回の情報はめちゃ貴重!!
…かもしれません(笑)
ということでさっそくどうぞ!
- 年間平均の月あたり労働時間
労働時間:約191.5時間
残業時間:約56.5時間 - 忙しい時期
労働時間:225時間
残業時間:75時間 - ヒマな時期
労働時間:133時間
残業時間:11時間
※労働時間:残業を含んだ時間
PLになっても忙しい時期とヒマな時期の差が激しいのは変わりません。
PLになってからは忙しくなる時期がシステムエンジニア時代と変わりました。
システムエンジニア時代は単体テストなど各工程の中盤から後半にかけて忙しかったんですよね。
PLになってからは開発工程の後半や序盤にかけて忙しくなります。
PLは各開発工程の品質評価作業や各工程の作業方針を検討する作業がメインになってくるので、忙しくなる時期が変わるんですよね。
ただ、、PLも工程中盤は何もしてないかというとそうでもありません。
プロジェクトでは大小いろんな問題が発生するので、開発中に発生した問題を解決するために作業が必要になります。
正直なところ、PLになると関わる範囲がプロジェクト全体になって、すべての問題に自分で対処していると時間が足りません…
なので、PLになってからは”何の作業に自分の時間を使うのか”がとても大切だなと感じています。
まとめ:エンジニアは忙しいときとヒマなときの差が激しい→忙しい時期を乗り切るために自分の時間の確保が大切
この記事では次のようなことを紹介しました。
- エンジニアは統計的に見るとそこまで激務ではない
- 個別データを見ると忙しいときとヒマときの差が激しい
- プロジェクトリーダーも忙しいときとヒマときの差が激しい
いかがでしたでしょうか。
エンジニアはプロジェクト型の仕事なので、納期が近くなったりすると忙しくなったりして、山あり谷ありの仕事なんですよね^^
ただ、忙しい時期は本当に忙しいので自分の時間を作り方を身につけておくのが大切です。
仕事はやらないと終わりません(当たり前)。
仕事が突然消えるなんてないのです…
ということで、自分の時間を作る方法を次の記事で紹介してみました。
ぜひこちらをタップして読んでみてくださいね!
それでは!
すごいのだと、もう1週間も家に帰ってない…とか見かけますよね。